日本を離れて早いもので16年、 ぼくの旅も随分長く続いている。 久しぶりに日本に帰ると、 聞いたこともない歌がはやり、 駅の改札口で乗客はなにやら特別なカードを使ってスイスイ、
手紙の切手代がいくらになったのかもわからない。 まるで浦島太郎である。 そんなぼくに、 この16年間、 欠かさずに日本に関する便りを送り続けてくれている友がいる。 高校時代からの友人のK。 もう人生の半分以上の時間友だちでいるこのKは、 16年前ぼくが初めてアメリカに赴いた時、 自分の車で最寄りの駅まで送ってくれた。 (空港まで送らないのがKのけちくさいところである) それ以後、 どの国にいても日本から懐かしい歌謡曲や二人の好きなロック歌手のCDなどを録音して手紙と一緒に送ってくれる。 なんともありがたい限りである。 この 「懐メロ」 CD (十年前はテープだった) には涙と笑いが詰まっている。 日本にいても聞かなかった演歌が入っているかと思えば、 今は中年となってしまった往年のアイドル歌手の曲などが突然流れ、 外国にいるぼくはセンチメンタルになったり、 一人笑ったり、 Kの友情に感謝感激の時を送るのだ。 このK、 実はぼくに負けず劣らずの旅行好き。 ぼくが住んだ国には必ずやって来るし、 ヨーロッパにも足を延ばしている。 そんなKとぼくが冗談で結成したのが 「全世界旅行協会」 なる団体。 会員はぼくら二人だけ。 会長選びは、 地名の出てくる歌をどちらが多く歌えるか、 という条件で行ったカラオケ大会。 数時間に及ぶこの激戦は結局引き分け。 「襟裳岬」 から 「オーシャンゼリゼ」 まで、 二人は声がかれるほど交替で歌ったが勝負なし。 仕方がないので、 Kは 「欧米地区担当会長」、 ぼくが 「アジア地区担当会長」 ということで落ち着いた。 あれは忘れもしないぼくのシドニー時代。 来る日も来る日も大学の図書館と自分のアパートを往復しながら、 旅する金もなく時間もなく論文の完成だけを目指して悪戦苦闘していた時。 見慣れないエアメールが届いた。 切手を見ると、 どうやらフランスかららしい。 しかし、 記された筆跡には見覚えがある。 Kだ。 なにごと、 と思いながら封を切ると 「ボンジュール!」 で始まる手紙と数枚の写真が入っていた。 その時、 フランスでサッカーのワールドカップが行われており、 Kは日本チームを応援するためのツアーに参加し、 フランスに行ったというのだ。 手紙には、 いかにパリが優雅でフランスパンがおいしいか、 などという 「フランス・パリ情報」 が誇らしげに語られていた。 (それはまるで何十年もフランスに暮らした人間の言葉のように確信と自信に溢れていた) おまけに、 写真にはどこかのカフェで撮影したと思われるパリ名物のクリームがこってりのったデザートをほお張るKの姿が写っていた。 そこには、 「おいしかった、 これ!」 という解説までついている。 パリのカフェで誰にその写真を取ってもらったのだろうか。 そういう時、 Kの心には恥じらいなど存在せず、 「加藤を羨ましがらせてやろう」 という情熱だけが彼を動かすのだ、 ということを長年の付き合いで知っている。 我が友ながらというべきか、 敵ながらというべきか、 あっぱれである。 粗食に耐え、 日々勉学に勤しむぼくに、 Kの素晴らしい励まし、 なんという友情!悔し紛れにぼくは、 シドニーの海岸で若者が楽しげにサーフィンする絵葉書を早速買い求め、 「シドニーの海も最高!」 などと書いてKに送ったのだった。 Kがそれを、 負け犬の遠吠えと思わなかったことを願うばかりである。 そんなKとは旅先で落ち合ったことも何度かある。 未知の街の空港で再会するというのも、 旅行好きの二人にとっては何とも楽しげなことなのだ。 そこには、 忘れられない思い出がいくつもある。 次回はこの二人の 「世界旅行協会会長」 の旅のエピソードを紹介しよう。 |
NPO法人 堺国際交流協会 |
10月21日から24日まで、 鳥取県で行われる 「第19回全国スポーツレクリェーション祭・TBG (ターゲットバードゴルフ) 大会」
に深井地区から大阪府代表として出場する。 全国各地から強豪が集まる大会に出場するのは、 深井東町TBG倶楽部所属、 白木誠氏 (監督兼務)、 中間亨氏、 江副義春氏、 村上徹氏の4人。 白木氏は 「これまでの練習の成果を発揮したい。 また全国の皆さんとのスポーツを通じての、 ふれあいを楽しみにしています。」 と話す。 府レク・TBG |
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堺たばこ商業協同組合 (室肇理事長) は、 8月2日、 南海本線堺駅前で、 吸殻などの清掃や、 堺市から提供された携帯灰皿を配布する
「スモーキンクリーン活動」 を行った。 当日は、 同組合から理事長、 女性部員、 また、 日本たばこ産業轄芍c業所の社員など、 30人以上が参加した。 =写真= 街の美化と喫煙マナーの向上を推進する、 この清掃活動は堺市内を中心に、 近隣地区で年間30回以上行われている。 同組合では、 たばこを販売するだけではなく、 業界全体で、 ポイ捨てを無くすためにアピールし、 街の美化を考え、 今後も活動を続けていくという。 |
生前は世のため、 人のために尽くしながらも、 看取られる方も無く、 一人寂しくこの世を去られた方々の霊を慰める 「第九十回無縁物故者慰霊祭」
が今年も秋分の日に、 しめやかに営まれる。 一般の方の参列も受け付けられる。 |
9月24日(日) 「堺おたび寄席 浪漫亭」 夢庵ギャラリー |
堺の特産品を生け花の花材に取り入れ、 中高生に郷土堺をもっと知って好きになってほしい。 という花展も十二回を迎えた。 今回は美原区の地場産業の
「木材」 を取り合わせたものが出展される。 大阪木材工場団地協同組合が木材を提供したり、 学生に 木に関する勉強会を開いたりと協力し、
個性的な作品が出来上がった。 |
普通法人税の申告期間は事業終了の日の翌日より二ヶ月以内と定められている。 が、 これだけの猶予があるにもかかわらず期限ギリギリで申告書を提出する会社をよくみかける。
このような場合に気になるのが、 申告書を郵送等で税務署に提出した場合の取扱いである。 郵送等の場合、 申告書が税務署に到着するのが翌日以降になることもあるので、
申告期限間際に発送した場合には納税者にとっては 「期限に間に合うか否か」 が最大の関心事となる。 |
税理士 大西 正芳 |