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第33回 堺 ま つ り

「音楽が国民と自衛隊の架け橋に」
  海上自衛隊舞鶴音楽隊の勇壮な演奏

 政令指定都市移行を記念して、 10月14、 15日、 「第33回堺まつり」 (主催 堺観光コンベンション協会) が市内各所で開催された。
 14日、 「ふれあいコンサート」 (共催 自衛隊音楽隊と集う友の会) が堺市民会館で行われた。
 海上自衛隊舞鶴音楽隊が3等海佐 河一彦隊長の指揮のもと、 「功名が辻」、 「涙そうそう」 「カーペンターズメドレー」 など素晴らしい演奏を聞かせた。 来場者は音楽を通じて、 自衛隊とふれあい、 身近に感じていた。 15日の大パレードには市内の幼稚園、 小・中学校のマーチングパレード、 日本各地の火縄銃隊、 なんばん衣装行列、 迫力のふとん太鼓の行進などが、 見物者を魅了した。
 また、 ザビエル公園では 「なんばん市」 が、 南宗寺、 大仙公園では 「利休のふるさと堺大茶会」 がそれぞれ開催され、 家族連れなどで賑わいをみせた。

海上自衛隊舞鶴音楽隊のマーチングバンド (大パレード)

 



「かわいい剣士も技を披露」 堺市なぎなた連盟の武道演武
(なんばん市ステージ)


「じばしんフェア'06」

 毎年恒例、 「じばしんフェア'06」 (主催・堺市産業振興センター) がじばしん南大阪で開催される。 南大阪6市1町の地場産品を展示即売する 「南大阪物産展」 や全国各地の地場産業振興センター等の協力による 「全国地場産品物産展」、 大阪伝統工芸品産業振興協議会の協力による 「大阪伝統工芸品産業展」 や、 「知的財産活用セミナー」 など様々な催しが行われる。 入場無料。
日時 11月11日(土)・12日(日)
 10時〜17時(12日は16時まで)
場所
堺市産業振興センター
(じばしん南大阪)
 南海高野線・泉北高速鉄道 「中百舌鳥駅」、 地下鉄御堂筋線 「なかもず駅」 前
※駐車スペースに限りあり。  公共交通機関のご利用を。
お問い合わせ
同センター地域産業グループ堺市北区長曽根町183-5
TEL 072-255-1223
FAX 072-255-5200


オペラ「黒船」
NY公演出場


西川悟平氏、 市長から激励

 ニューヨーク在住のオペラ歌手・西川悟平氏が今月6日、 ニューヨーク、 リンカーンセンターで行われる、 アメリカで初演のオペラ 「黒船」 (山田耕筰作曲) のオーディションに合格、 テナー歌手として出演する。
 10月5日、 木原敬介堺市長を表敬。 報告を行った。
 西川氏は 「NYには世界中からがんばっている人が集まって来ます。 私も堺を代表する気持ちで負けないようがんばってきます。」と話し、 木原市長は 「素晴らしいステージになるよう期待しています。」 激励の言葉を贈った。
 西川氏は 「JHCファンデーションの山本薫先生をはじめ、 多くの方々のおかげで、 ここまで来られました。 最高のステージにしたい。」 とつづけ、 「今後、 音楽を通じて世界の素晴らしさを堺の方々に伝えたい。 そして世界中に堺のことを知ってもらえるよう努力していきたい。」 と豊富を述べた。
 西川氏は1974年、 堺市西区浜寺で生まれ、 大阪音楽大学短期大学部ピアノ演奏科卒業後渡米。 2000年にデビューした。 2001年から2004年までカーネギーホールで演奏。 2004年にジストニア病にかかりピアニスト生命を絶たれる。 その後JHCファンデーション・グリニッチ国際音楽院にてピアノ科主任講師や、 コンサートプロデュースなどの活動も行っている。 父は堺が誇る浪曲師、 五代目吉田奈良丸氏。
木原市長(右)から激励をうける西川悟平氏(左)


第6回 堺区ふれあいまつり

日時 11月19日(日)
 10時〜15時 (雨天決行)
場所 堺市役所市民広場
 各校区模擬店、 伝統産業コーナー、 地震体験などのイベントや、 フルートやジャズの演奏、 堺シティオペラなどのステージ、 豪華賞品が当たる抽選会など。


ふるさとの川
内川・土居川美化活動
一般参加者募集

日時 11月12日(日)
   9時30分〜11時
 (雨天中止)
集合場所
 七道駅前、 ザビエル公園前、 英彰小学校前、 少林寺橋
※ゴミ袋は主催側が用意。 軍手等は各自ご用意下さい。
主催 
内川・土居川を美しくする会
お問い合わせ
堺市河川水路課
TEL 228-7418
FAX 228-7868




甘 辛 小 欄 (33)

 平成19年5月に退任する関経連会長、 秋山喜久 (75才) 氏、 関電相談役の後任に本命視されていた井上礼之副会長 (71才) ダイキン工業会長が、 就任を断わったとあった。 秋山会長は、 先月10日の記者会見で、 井上さんにやってもらいたいと述べられ、 事実上の後継指名を行なったが、 ダイキン工業の社内事情等の理由により辞退する意向を改めて確認したとある。
 ダイキン工業は、 米国メーカーを傘下に持つマレーシアの大手エアコンメーカーを約2300億円で買収し、 エアコン部門の売上高世界2位に躍進した。 さらに世界首位を目指す大会社になってきている。
 今迄日本経済の団体のリーダーには、 鉄鋼・電力・ガス等の政府系基幹産業のリーダーが代表となっていたが、 先日、 経団連会長にキャノンの御手洗会長が就任するなど、 一民間企業の代表がリーダーとなり、 日本の経済構造もずい分変わってきている。 しかしこのような日本を代表する団体のリーダーともなれば、 毎年の出費が数千万円では足りないであろうし、 また人材も財界活動にとられ、 会社にとって名誉なことであるも、 大きな負担となる。
 小生はいつも思うのであるが、 このような大きな団体は別にして、 小さな団体のリーダーにとっても、 お金・時間・人望・他の人の協力・本人の健康がなければ、 やれない仕事である。
 安倍総理を出した、 自民党森派会長の森喜朗元首相は、 先月17日、 派閥の後継会長に、 町村信孝事務総長 (元外相) を充てたいとの意向を伝えていた。
 森派では、 安倍政権発足以来、 同派の幹部の多くが政府、 自民党の要職に就いた。 当然の事である。 気心の知れた人達でなければ、 何事も出来ない。
 しかし、 森氏は当初福田康夫元官房長官に後継会長就任を要請したが、 福田氏は固持したとのことである。 一派の会長を断わるようでは、 とても一国の総理は、 出来ないであろう。 福田康夫という人は、 一つの事は出来ても、 全体を束ねることの出来ない人であったのか、 また身を犠牲にしてでもやってやろうという気迫のない人であったのか、 残念である。
 先日、 奈良市役所職員 (42才) 過去5年の間8日間しか出勤していないのに、 給与が満額支給されていたという。 これは、 どういうことなのか。
 戦後、 公職に就く人の給与が安かった為、 多くの人は農家の出の人が多かったのは事実である。 どこの地方でも、 堺市役所でもそうであった。 その為、 いろんな条件を付けられていたのは多くの人は、 知っておられるであろうと思うが。 現在に至っては社会状況が変わっているので各分野の改革が必要でろう。 しかしこの件はまったく論外な話しである。 これでは、 真面目に働いている人にどう釈明するのか尋ねたいものである。
 南海通信社代表

南海通信社代表
中 村 泰 彦