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百舌鳥・古市古墳群
国内推薦に向けて

官房長官、文部科学大臣、文化庁長官に要望

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 1月6日、百舌鳥・古市古墳群の世界文化遺産登録を目指す、松井大阪府知事、竹山堺市長、北川羽曳野市長、國下藤井寺市長は、首相官邸において、菅義偉官房長官と面会し、平成29年度の世界文化遺産の国内推薦に百舌鳥・古市古墳群を選ぶよう要望を行った。
 同日、地元首長に加え、「百舌鳥・古市古墳群の世界文化遺産登録を推進する議員連盟」から馬場伸幸副会長、北側一雄幹事長、岡下昌平副幹事長、宮本岳志副幹事長も出席し、松野博一文部科学大臣、宮田亮平文化庁長官にも同様の要望を行った。=写真=
 竹山市長からは、菅官房長官に対し「推薦書の熟度をあげているところで、3月末までにしっかり作成し提出させていただく」と、松野大臣、宮田長官に対しては「古墳群の雄大さを実感いただくため是非上空から視察いただきたい」と発言した。

 長年、ベトナムとの交流を進める特定非営利活動法人 日越堺友好協会(加藤均理事長)は同省の水産業発展を目的にしたマグロ漁港の近代化のための漁獲技術及び資機材の普及・実証事業を進めている。(JICA(独立行政法人国際協力機構)の委託事業)
 ホ・コック・ズン知事は「今回の日本訪問は大成功でした。日本の企業と具体的なビジネスの話ができてとても幸せです。これが大きなきっかけとなり次の大きなステップにつながる事を確信しています」と本紙の取材に答えた。また、「ここまで両国の友好関係が進んできたのは加藤均理事長の尽力の賜物であるとあらためて心から感謝したい」とくわえた。
 加藤均理事長は「互いの文化の違いを超え皆で力を合わせて今後も両国の経済発展のため力を尽くしていきたい」と話す。

ベトナム旧正月パーティー盛大に開催

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挨拶を行うチャン・ドゥク・ビン総領事

 堺との歴史的関係が深い、ベトナム社会主義共和国の旧正月を祝う「ベトナム旧正月パーティー」が1月16日、帝国ホテル大阪(大阪市北区)で盛大に開催された。
 ベトナム総領事館、チャン・ドゥク・ビン総領事は「今年も引き続き、在大阪ベトナム人コミュニティは団結して、ベトナムの伝統的な文化を維持しながらベトナムの発展及び日越の友好関係に貢献していきたい」と挨拶を行った。
 パーティーには関西の行政、経済関係者、両国の関係をつなぐ友好協会のメンバー、ベトナム人留学生・研修生などが出席、新年を祝いながら親睦を深めていた。

堺で旧正月を祝う
ベトナムフェスティバル

 1月17日、堺市と在大阪ベトナム社会主義共和国総領事館の共催による「ベトナムフェスティバル2017 in 堺」がサンスクエア堺で行われた。
 ハノイから招かれたタンロン民族音楽団が、舞踊、民謡、伝統楽器の演奏、大道芸などによりベトナムの伝統、文化を表現した。
 関西在住ベトナム人を含む来場者は本場のベトナム文化を堪能していた。

日越堺友好協会
ビンディン省の日本の窓口に

 特定非営利活動法人 日越堺友好協会が、ベトナム社会主義共和国ビンディン省のホー・コック・ズン知事から日本企業の進出・誘致などにおける窓口にとの強い要請を受けた。
 ズン知事は「ビンディン省が日越堺友好協会のおかげで多くの日本企業に知っていただくことができたことを感謝したい。今後の日本との協力推進にも期待したい」と話し、日越堺友好協会の加藤均理事長は「ビンディン省の期待に応えられるよう力を尽くしていきたい」と語った。
艶やかなタンロン民族音楽団による舞踊
艶やかなタンロン民族音楽団による舞踊

駆け付け警護の誤解を解く

元海上自衛隊呉地方総監
金沢工業大学虎ノ門大学院 教授

伊 藤 俊 幸

 昨年末に南スーダンPKO派遣部隊に「駆け付け警護」任務が付与されました。「国際平和協力センター」を擁する統合幕僚学校長だった筆者が整理したいと思います。
 昨年の平和安全法制により新任務「駆け付け警護」が認められました。「自衛官のリスクが増える」と議論になりましたが、実際は現場指揮官経験者からの強い要望でした。任務規定がないにも関わらず、日本関係者による「警護」依頼は過去何度もなされており、その都度現場指揮官は自分の「クビ」を覚悟し、「情報収集」と称して部下に警護を命じてきたからです。
 今回の法整備により①任務と権限が付与され、②事前に十分な訓練ができるため、自衛官、特に指揮官のリスクは以前より軽減されたといえましょう。
 また、日本派遣の施設部隊三五〇名は、業務上は軍事部門司令官(FC)の指揮下にありますが、当該司令官が作戦運用上直接指揮できるのは、UNMISS全てを防護する約四〇〇〇名の「歩兵大隊(インド、ケニア、ルワンダ、モンゴル、ネパール軍)」だけです。施設部隊など支援組織は、文民であるミッション支援部長の指図を受けており、日本の部隊は司令官から直接命令される関係にないのです。
 確かに派遣部隊には、基地外作業時の防護を任務とする約六〇名の警備小隊(普通科)がいます。正に彼らが「駆け付け警護」できるようになったのですが、これは「日本関係者」からの依頼に対し、あくまで「施設部隊」として、「応急的かつ一時的な措置として、その能力の範囲内で行う」だけの任務なのです。
 今回、司令官に新任務を説明した際、「歩兵大隊に差し出してくれるのか」と誤解され、再度説明が必要だったと聞きました。日本発の誤った報道が司令官の耳に入っていたのでしょう。そこで英訳せず、ローマ字でKAKETSUKEKEIGOと表現し、日本独自の任務として説明したそうです。
 最初から名称を「頼まれ警護」としていたら、国内外ともに、もう少し解りやすかったのかもしれません。