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維新の会のチラシ

「堺の街は崩壊寸前」は事実無根

堺旧港が魅力あるウォーターフロントに(イメージ図)
堺旧港が魅力あるウォーターフロントに(イメージ図)
【またまた危機感を煽る維新の会のチラシ】
 先月、維新の会は、新たに「維新プレス 堺特集号」を発行。その中で「市民を無視した、役所目線のなれあい政治によって、堺の街は崩壊寸前です。」と記載。崩壊寸前とは、ショッキングな言葉だが、堺は本当にそのようなことになっているのだろうか?竹山市長は、堺のまちづくりを進めていないのだろうか?
【堺の中心市街地のまちづくり 空地を賑わい施設に!】
 竹山市政8年間のまちづくりを見ると1つの特徴が浮かび上がる。それは、今まで行政が動かすことができなかったものに着手していること。
 まずは堺の中心市街地に平成27年にオープンした「さかい利晶の杜」。6月号で取り上げたとおり、ここは元々市立病院跡地で、長年〝塩漬け〟となっていた土地。民間の力も取り込み、今では堺の文化を感じることができるスポットとして人気を博している。
 さらに、〝塩漬け〟といえば南海本線堺駅近くの堺旧港に面した大浜北町の市有地。ここに至っては昭和58年に国際文化・商業施設を計画したものの、ほとんど活用されてこなかった土地。竹山市長は就任直後から活用を目指し、先月新たに270室のホテルなどが平成32年にオープンすると発表された。堺旧港が魅力あるウォーターフロントに生まれ変わる。
 これらは、歴代の市長が誰もできなかったことを、竹山市長が動かしたもの。空き地を賑わい施設に大変身させた。
【美原のまちづくり 30年来の悲願!】
 美原区役所の北側の国道309号線を挟んだ東西2つの地域でも、大型の民間開発が決まっている。西側にはホームセンターなど複数商業施設の出店が予定されている。また東地区では、約8.2ヘクタールの敷地に、年間約1,300万人の来場者を見込む大型商業施設を立地する計画が民間事業者から提案されている。この黒山の開発は、今から28年前の平成元年に、竹山市長が大阪府から出向して旧美原町の助役をしていた頃からの懸案事項。大阪府の協力も得ながら整備を進めていたが、実現には至らなかった。それが竹山市長のもと大きく動き出した。
【泉北ニュータウンのまちづくり 再生に道筋!】
 さらに泉北ニュータウンである。近畿大学医学部と附属病院が泉ヶ丘駅近くに進出することが発表されている。これまで住むだけの街だった場所に、医療産業の働く場ができると期待されている。さらに栂・美木多駅近くでは、駅に隣接する商業施設と原山公園がリニューアルされる。公園には、民間企業のノウハウを最大限活かして、大型屋外レジャープールやカフェなどができる。駅周辺に新たな賑わいが生まれることが期待されている。これまで根本的な解決手法が示されてこなかった泉北ニュータウンの再生に道筋を付けた格好だ。
【様々なまちづくり事業に取り組んでいた!】
 竹山市長のまちづくりの一端を紹介したが、これまで行政が手をこまねいていた事案に着手し、1つずつ着実に実現してきたという印象だ。堺市内の主要駅の乗降客数の推移を見ても、竹山市長就任以降は増加傾向にあり、「崩壊寸前の街」とは程遠い。堺市長選挙を前に市民の不安を煽る維新の会の主張は4年前と全く同じ。正しい情報をもとに判断することが必要である。


災害時に高性能な非常用浄水器

 当社では、メイン業務の水資源有効活用技術を元に災害時の飲料水確保の為に、安全性の高いRO膜(逆浸透膜)を使用した非常用浄水機を開発いたしました。RO膜は海水の淡水化や宇宙船で一度使用した水を再利用するのに、使用される程の構高性能な膜です。このRO膜を使用することで、河川水、ため池の水、井戸水、防火水槽等の水から安全な飲料水を得ることができます。
 災害が発生すれば、最低限一日一人3リッターの飲料水が必要になります。
 大阪府内でも南海トラフ巨大地震が発生すると、7日後でも約40%以上が断水状態になることが予測できます。地域住民、工場の従業員等(大災害が発生すると帰宅困難な状況が予想されます)の飲料水確保の為に、非常用浄水機「PomⅠ」をお勧めします。

〈その他のメリット〉
便利な2電源方式…100Vコンセント又は自家発電器(標準装備)による電源が選べます。
フィルター類は単品購入可能…プレフィルターなど消耗頻度の高いパーツは安価で単品購入可能です。
常用浄水機への転用も可能…機器保護用安全装置を装備しているため無人造水も可能となります。
〈性能・仕様〉
●対応原水:地下水、河川水、工業用水、防火水槽、プール、ため池、雨水貯留槽等(海水不可)
●造水量:毎分1.4L~1.7L(2、400L/日)
●外寸法:幅700㎜×奥行450㎜×高さ680㎜
●重量:約44㎏(乾燥状態)

株式会社サニコン
株式会社アクリート

(大阪府堺市)
TEL 072―244―3733(㈱アクリート)
URL http://www.sanicon-group.com

Pom1(ポムワン)
Pom1(ポムワン)

S-Cube〈時代と共に歩む企業(100) 〉
若手アーティストを育成
地域密着で音楽の輪を広げる

株式会社 音屋組
代表取締役
稲本 渡 氏

株式会社 音屋組
代表取締役
稲本 渡 氏

事業内容
地域に密着したコンサート等、音楽イベントの企画運営
〇所属アーティストのマネジメント
 世界的に活躍するトップアーティスト達の活動をサポートする。
〇音楽イベントの企画、制作
 トークや演出などを有する親しみやすい楽しい地域密着型コンサートを企画。ショッピングモールなどでファミリー層を対象にしたコンサートも開催。毎年、堺文化財特別公開のイベントとして妙國寺等でコンサートも行っている。
〇オーケストラ、吹奏楽団の運営
 ソリストとして世界的に活躍するメンバーで構成。ジャズから大人数のオーケストラまで幅広いニーズに応える。
〇若手音楽家の出張演奏
 所属アーティストが若手音楽家をプロデュース・監督し、会場へ届けることで圧倒的なクオリティのコンサートを低価格で実現。
「おおさか地域創造ファンド」の採択を受け、地場産業や地域の資源と音楽によるコラボレーション事業も行っている。
 自らもクラリネット奏者として活躍、6月には待望のソロアルバム「はじまり」をリリースした稲本渡氏(オーストラリア国立グラーツ音楽大学卒、元兵庫芸術文化センター管弦楽団)は「音楽家の父の影響、幼い頃から身に付いたステージに立つ喜びを若い音楽家の卵たちにも伝え、現場でのノウハウを伝えることも「音楽」を繋いでいく上で重要と考えています」と語る。

S―Cube入居について
 音楽家の私がビジネスを展開していくことは難しいことでしたが、インキュベーション・マネージャーのアドバイスや、S―Cubeスタッフのサポートおかげで大きく前進していると思います。

今後の展望
 全国80箇所のコンサートツアーも予定しています。これからも多くの方にもっと身近に、音楽の素晴らしさを感じてもらえるよう力を注いでいきたい。

会社概要
株式会社 音屋組
代表取締役 稲本 渡
堺市北区長曽根町130―42
さかい新事業創造センター
(S―Cube)306号
電話 072―257―0120
http://otoya-ent.com/

多彩なコンサートを開催

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S-Cube新規入居者募集中
㈱さかい新事業創造センター[S-Cube]は、起業・創業間もない方、新分野進出(第二創業)に挑戦する起業家や中小企業を総合的に支援します。
オフィス棟(15㎡~50㎡)、ラボ棟(R&Dラボ30㎡~50㎡)(マルチラボ80㎡)、創業準備デスク、シェアードオフィスがあります。       (地下鉄 なかもず駅・南海電鉄 中百舌鳥駅すぐ)
問い合わせ TEL072-240-3775 http://www.s-cube.biz