第44回「堺まつり」

雨の中16万人が来場

華麗な海上自衛隊舞鶴音楽隊のマーチングバンド
華麗な海上自衛隊舞鶴音楽隊のマーチングバンド
 第44回堺まつり(主催(公社)堺観光コンベンション協会)と多くの協賛行事が10月14日・15日に市内各所で開催された。
 15日にはメインイベントの大パレードが大小路シンボルロードで盛大に行われた。堺1600年の歴史と文化を各時代の華やかな衣装行列で表現、全国各地の火縄銃鉄砲隊の祝砲、フィナーレは堺ふとん太鼓連合保存会による10台のふとん太鼓が沿道の観覧者を魅了した。
 市役所前市民広場では音楽やお笑いなどのステージ、飲食ブースに多くの来場者が詰めかけた。
 南宗寺、大仙公園では茶道を身近に体験できる「利休のふるさと堺大茶会」も開催されるなど、雨の中2日間で約16万人(主催者発表)が楽しんだ。
華やかな歴史・文化パレード
華やかな歴史・文化パレード

海上自衛隊を知ろう!(18)

訓練支援艦『てんりゅう』
防災フェスタ参加のため堺泉北港に入港

歓迎セレモニー開催

入港歓迎セレモニー
入港歓迎セレモニー

 10月14日の早朝より、堺市堺区の堺泉北港大浜埠頭に、訓練支援艦『てんりゅう』(艦長:吉田潤2等海佐)、掃海艇『なおしま』(艇長:萩平光昭3等海佐)、『つのしま』(艇長:笠井尚1等海尉)が相次いで入港した。いずれも、翌15日に同埠頭で実施される自衛隊大阪地方協力本部(以下、大阪地本)主催の『防災フェスタ2017』に参加するためだ。それを歓迎して、関係者らによる入港歓迎セレモニーが開催された。
 セレモニーには、第1海上訓練支援隊司令の後藤康二1等海佐、第42掃海隊司令の下窪剣3等海佐及び吉田艦長、萩平艇長、笠井艇長をはじめ乗員代表者ら約100名のほか、第42掃海隊後援会の加藤均会長や同会員らを中心に多くの関係者が参列。防災フェスタ主催者である大阪地本副本部長の大堀健防衛事務官の挨拶に続き、堺市市長代理の中條良一副市長、加藤会長が祝辞を述べ、後援会会員が司令や艦長、艇長らに花束を贈呈した後、後藤司令、下窪司令が謝辞を述べた。その後、関係者らを対象にした『てんりゅう』の特別公開が実施された。
 『てんりゅう』は、近年の海上自衛隊におけるミサイル搭載艦艇の増勢、対艦ミサイルによる戦闘態勢の高度化に伴う、艦艇の対空訓練射撃及び対空ミサイル訓練発射における標的機の運用及び射撃評価を効率よく実施できるよう計画され、平成10年6月に起工、平成12年3月に就役した訓練支援艦である。その最大の特徴は、複数の標的機(ファイヤービー及びチャッカーを最大4機)を発射し、それぞれの標的機を同時に飛行管制するとともに、これを目標として射撃艦から発射された訓練用ミサイル射撃評価を行えることである。そのため、同艦は標的機を海上で発射、飛行管制、揚収するための諸装置を有しており、僚艦『くろべ』とともに世界でも例をみない珍しい艦種として知られている。
 実は、『てんりゅう』は、平成24年度の『堺まつり』に参加するため堺泉北港に入港している。これまで『堺まつり』では、毎回、堺泉北港で海上自衛隊の様々な艦艇が展示されてきたのだ。しかし、昨年度より、大阪地本が、堺市内のみならず大阪府をはじめ近隣他府県から多くの人が集まってくる『堺まつり』を機に、一般市民の防災意識を高めようと防災フェスタをスタートさせ、従来からの艦艇展示に加えて、岸壁に陸上自衛隊の車両や装備品などを展示するなど、自衛隊の防災に関する取り組みを紹介するようになった。
 そこで、『てんりゅう』も防災フェスタの一般公開では、前述した訓練支援艦としての特徴や装備、主要任務を紹介するだけでなく、格納庫内で、他の艦艇を含め東日本大震災時の災害派遣の様子などをパネル展示。防災フェスタ開催当日には、約1、100人が来艦し、海上自衛隊の訓練や災害派遣への理解を深めていたという。

阪神基地隊モニター
伊藤理恵

航空標的機チャッカー
航空標的機チャッカー

秋季堺文化財特別公開

 普段は非公開の市内文化財等が期間限定で公開される「秋季堺文化財特別公開」が開催される。
 今年のテーマは「堺が誇る悠久の歴史文化を訪ねて」。
開催日時
11月3日(金・祝)~5日㈰
11月11日㈯~12日㈰
9時30分~16時30分(最終受付は16時)
公開箇所
〈有料〉妙國寺、南宗寺、大安寺
料金1カ所400円、小中学生200円
共通拝観券(1000円・3枚綴り)も販売
〈無料〉百舌鳥八幡宮(初公開)、開口神社、鉄砲鍛冶屋敷、髙林家住宅
※公開箇所によって公開期間は異なります
主催 おいでよ堺21実行委員会(堺市、(公社)堺観光コンベンション協会、堺商工会議所、堺ホテル協会)
企画運営協力 NPO法人堺観光ボランティア協会
詳しい内容は左記ホームページで
http://www.sakai-tcb.or.jp/sakaibunkazai/


11月 議会日程

22日㈬10時 議会運営委員会
27日㈪13時 本会議
28日㈫10時 議会運営委員会
議事の都合により日程などが変更される場合があります。
傍聴などの問い合わせは堺市議会事務局議事調査課(228―7812)まで


第30回関西矯正展

日時 11月11日㈯10時~16時・12日㈰9時30分~15時
場所 大阪刑務所 特設会場(堺区田出井町6―1)
 刑務所作業製品・職業訓練製品・職業指導製品の展示即売、刑務作業の実演・体験、刑務所等所内見学、矯正広報パネル展示、大阪刑務所製パンの販売など
入場無料
主催 大阪矯正管区、大阪刑務所、(公財)矯正協会刑務作業協力事業部


堺アルフォンス・ミュシャ館
 「図案のすすめミュシャとデザイン」

 堺市立文化館 堺アルフォンス・ミュシャ館で企画展「図案のすすめ ミュシャとデザイン」が開催されます。
11月11日㈯~平成30年3月11日㈰
堺アルフォンス・ミュシャ館
堺区田出井町1―2―200
ベルマージュ堺弐番館
(堺市駅前)
9時30分~17時15分
(入館は16時30分まで)
観覧 一般500円、高校・大学生300円、小・中学生100円
月曜日休館
(休日の場合開館)


税金豆知識
〝インフルエンザシーズン目前の
対策としての予防接種!!〟

 今年はもうすでに全国的にインフルエンザが流行しているとの事で企業にとってもインフルエンザ対策は必要不可欠なものになってきている。
 企業においては社員に対する予防接種費用を負担するケースもよくみかけることがある。
 この場合、税務上においてこの予防接種費用の負担分が社員への経済的利益、即ち「社員への給与」として源泉徴収の対策となるか否かの判断が問題となってくるのである。
 これに対して税務当局は「会社は社員に対して健康管理に配慮する責任もある」と認識し、費用負担の必要性を認めたうえで予防接種を希望する社員に対して一律に費用負担をするという「社内規定」があれば全額負担であっても予防接種としての常識的な金額の範囲内であれば社員に対して経済的利益には当たらないという考え方で会社は福利厚生費として処理することが可能と言われているのでそのような「社内規定」を作成するのも一策では!!
税理士 大西 正芳