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第54回カトウグループ新年祝賀会

盛大に開催されたカトウグループ祝賀会

盛大に開催されたカトウグループ祝賀会
 政治学博士 加藤均氏の誕生会、及びカトウグループの新年祝賀会が、1月15日、ホテル・アゴーラ リージェンシー堺で盛大に開催された。
 堺市長 竹山修身氏、在大阪・神戸インド総領事館総領事 T.アムストロングチャングサン氏、在大阪ベトナム社会主義共和国総領事館総領事 ヴー・トゥアン・ハイ氏、海上自衛隊阪神基地隊司令 1等海佐 深谷克郎氏、衆議院議員 岡下昌平氏、衆議院議員 樽床伸二氏、参議院議員 宇都隆史氏、参議院議員 松川るい氏、「ゆうもあくらぶ」理事長 大村崑氏など、約450人が出席、加藤均理事長の誕生と新年を祝った。

ベトナム ビンディン省人民委員会副知事トラン・チャウ氏(左)からお祝いの品が加藤均理事長に贈られた

ベトナム ビンディン省人民委員会副知事トラン・チャウ氏(左)からお祝いの品が加藤均理事長に贈られた

VIWE21
コンサート

「冬の音楽アラカルト
 ~ヴァイオリンと
ピアノの調べ~」 

日時 2月9日㈮
12時10分開演
場所 堺市役所
高層館展望ロビー
出演 嶋谷早希子(ピアノ)、明楽香名子(ヴァイオリン)
曲目 エルガー/愛の挨拶、モンティ/チャルダッシュ、ラフマニノフ/プレリュードOp.3-2「鍵」、岡田貞一・葉加瀬太郎/朧月夜~祈り、プッチーニ/歌劇『トゥーランドット』より「誰も寝てはならぬ」 他
入場無料
主催 VIEW21実行委員会
問い合わせは、堺市文化部(228―7143)まで


「世界中の緑を元気にしたい」(11)

『株式会社 Kei'sという会社を
 多くの人に知ってもらいたい』

日本の庭園を世界へ②

 12月下旬にベトナムビンディン省へ日本庭園を作りに行きました。前回9月に行った際に出来なかった箇所の施工です。
やはり材料の調達が難しいです。灯篭(とうろう)や水鉢(みずばち)がないので、石の採掘現場に連れていってもらい、良い形をした石を選択し持ち帰りました。
その持ち帰った石の加工については庭の施工現場に石屋さんが直接来て、穴をあける段取りでした。
しかし、穴をあける方法がわからないので少し時間が欲しいという事だったので今回も全て終わらすことができませんでした。でも9割は出来たので完成は間近です。
材料は非常に苦労しましたが、周囲の人が一生懸命頑張ってくれたのでどうにか形になりました。いろいろな意味でいい勉強をさせてもらったと思います。材料が無ければ作る。もしくは代用する。庭を作る以上に頭を使いました。
やってみれば、何とかなるもんですね。(皆さんの協力が無ければ出来ていませんが)この経験を活かし、いろいろな国で日本の庭を作っていきたいです。

株式会社Kei's
代表取締役 河内 進
ベトナムで日本庭園作りに取り組みました
ベトナムで日本庭園作りに取り組みました
ベトナムで日本庭園作りに取り組みました
ベトナムで日本庭園作りに取り組みました

“堺市立市小学校”
堺 町並み スケッチ(216)
野 村 亜紀子 

赤い屋根
野 村 亜紀子

 天候不順の冬ですが、秋に植えた球根から芽が出て春の気配を感じます。我が家は堺市立市小学校の前、四季折々小学校の行事と共に一年が過ぎるのです。
 イチ小学校と読みます。通りががりの人から読み方を聞かれます。明治5年新在家西の明現寺に創立、大正3年に現在地に移転、昭和20年に戦火で全焼、23年に再建その後改築を重ね昭和47年に百周年となり「いこいの森」を造営、それから50年経ち、木々が大きくなって本物の森に?。早朝、先生と生徒の「おはようございます」の大声と、休み時間の喧騒と、下校時の賑やかな声が日常です。夏休みなどは静かですが。生徒が少なくて合併する様な噂も有りましたが、マンションが多く建ち生徒も増えたようです。
 老齢化した街は静かだと友人達は語っていますが、この辺りは学校の森と内川に来る鳥達の声と、駅からの通学や通勤の人々で賑やかです。静かが良いと、保育園や施設の建築に反対する人も居ますが、〝一人ボッチ〟は寂しいものです。多くの人を愛し、多くの人から愛され生きていきたいと願っています。


国防と神社 ⑴
「艦内神社でつながる海軍と海上自衛隊」

名城大学非常勤講師 久野 潤

 国防/安全保障とは、現在生きている日本人が自分の利害や好き嫌いで国をまもることではない。建国以来先人たちがまもってきた国土・国体(国のかたち)を受け継ぎ、さらに将来の世代に引き継ぐ役割を担うものである。我が国の如く悠久の歴史をもつ国家の要は、長年培われた伝統・文化にもとづく精神的な《連続性》である。国防/安全保障における連続性、あるいはそれが断絶しかけていることを象徴的に示すのが神社との関係であろう。実は戦後に施行された日本国憲法が、断絶の危機をもたらしてきた。「信教の自由」の名のもと自衛隊の駐屯地/基地/学校に神社を置くことを困難にした二十条、そして「公の財産の用途制限」と称して神社祭典参列が自衛官にとって長らく憚られる原因となった八十九条である。
 しかしそうした現在でも、艦内神社は健在である。戦前は大日本帝国海軍の艦艇すべてに神棚仕様の神社が鎮座していたが(拙著『帝国海軍と艦内神社』(祥伝社)参照)、その伝統は今も海上自衛隊の自衛艦に受け継がれている。昨年三月、海上自衛隊最大の護衛艦「かが」が竣工した。「かが」艦内神社(加賀神社)の御祭神は、本年一三〇〇年を迎えた白山信仰の総本社、白山比咩神社からの分霊。「かが」先代にあたり、日米開戦時日本最大の空母であった「加賀」の艦内神社も、白山比咩神社の分祠であった。戦前の「加賀」と戦後の「かが」はその艦名だけでなく、守護神を通してつながっているのである。


久野 潤(くの じゅん) 名城大学非常勤講師
 昭和55年大阪生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業、京都大学大学院法学研究科国際公共政策専攻修了。これまでに大阪国際大学や皇學館大學で政治・経済・外交系の授業を担当。
各地で戦争経験者や神社の取材・調査を行うほか、公開講座「歴史勉強塾」(れきべん)が毎月開催。
 著書に『新島八重』(晋遊舎新書)『帝国海軍と艦内神社』(祥伝社)『帝国海軍の航跡』(青林堂)のほか、共著書多数。