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堺市は、4月からの2年間を「がん検診の受診促進強化期間」として、検診にかかる費用を無償化した。期間中は、対象の年齢であれば5種類のがん検診が自己負担金なく受診できる。 無料となるがん検診と対象者は表のとおり。検診には、市内指定の医療機関(協力医療機関)で受診する個別検診と、学校や地域会館などで実施される集団検診の2種類がある。検診に関する問い合わせは、土日祝を含む午前9時から午後8時まで「がん検診総合相談センター(コールセンター)」(072―230―4616)で受け付けている。(12月29日から1月3日を除く。)コールセンターでは、集団検診の予約や、受診できる協力医療機関を聞くことができる。また、協力医療機関は、広報さかい6月号と同時に届けられる「保健事業案内」や、堺市のがん検診総合検索サイト「堺市がん検診総合相談ポータル」(http://www.sakai-kenshin.jp/)でも調べることができる。 |
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2人に1人は |
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がんは、いまや国内において死因の第1位であり、がんによる死亡者数は年間35万人を超え、他の疾病を大きく引き離している状況にある。がんになる人は2人に1人、がんで亡くなる人は3人に1人という時代になり、誰もが「自分とは関係がない」とは言えなくなっている。 一方で、診断や治療法の進歩により、初期であれば治る可能性が高い病気になってきている。早期発見・早期治療を行うために、自覚症状がないうちから、がん検診や精密検査を受けることが大切だと言える。 |
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定期受診で、早期発見・早期治療を |
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堺市が実施したアンケートでは、受診しない理由について、2割以上の人が「時間がなかった」と回答したほか、「費用がかかる」や「心配な時に受診する」と回答した人が合わせて4割以上という結果になっており、なかなか検診に行かない人が多いのも事実であるようだ。 そこで堺市では、近くの病院や診療所で受診することができる環境を整え、さらに4月から自己負担金を無償化とした。 がんは静かに進行し、10年から30年かけて大きくなると言われている。小さながんのうちに発見ができれば、身体や費用の負担が小さく済み、また仕事や生活と治療の両立も可能となる場合が多い。堺市では、この機会に、がん検診を定期的に受診する人を増やし、がんによる死亡を減らしたいとしている。 |
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3月30日 川崎市 3人 ・予算編成過程の公開について 4月18日 長野県東御市 4人 ・議会力向上事業について 4月24日 福島県いわき市 8人 ・下水道管路の包括的民間委託について 5月7日 東京都国分寺市 2人 ・ダブルケア専用相談窓口について ・手言語条例について 5月10日 愛知県岡崎市 4人 ・訪問型病児保育について 5月10日 埼玉県新座市 11人 ・自転車のまちづくり推進条例について 5月15日 佐賀県市議会議長会 17人 ・議会改革の取り組みについて |
「終戦のとき」(十八) |
(前回からの続き)元満鉄役員の付添いとして、ようやく中国から引き揚げる事が決まった。 今までは死との隣り合わせ毎日の中、日本がどうなっているのか何の情報もなく分からない。引き揚げ船にもアメリカ人が乗っているのではと思いながら、船内に入ったら船員は全て日本人だと聞き一気に肩の荷が下り、深く深く眠りについた。 「日本の光だ」との声に起こされて看板に出ると、済州島を廻り玄界灘を通っているらしい。そのうち山陰沖あたりを通り、ちらちらと明かりが増えてきた。甲板、右舷は人がいっぱい。「あれが日本だ。日本だ。帰ってきた」と大声で叫びながら涙を流している人もいる。(続く) |
江副 良治(92歳) |
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インターンを終えて出身大学に戻らず、まず産婦人科の臨床で早く一人前になりたくてこの世界に飛び込みました。当時の私は1日も早く分娩の管理をうまく行い、人工妊娠中絶手術を行うことに力を尽くしました。アルバイトで当直に出かける以外はほとんど病院に泊まっていました。 淵レディースクリニック |
事業内容 |
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