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進む教育文化交流

ベトナム クイニョン大学
日本センター長 来日

堺の日本語学校を訪問

大阪フロンティア日本語学校で学生とふれ合うチャン氏
大阪フロンティア日本語学校で学生とふれ合うチャン氏

 7月14日、ベトナム社会主義共和国 のクイニョン大学に特定非営利活動法人 日越堺友好協会の加藤均理事長の提唱により2017年11月に開設された日本語・日本文化センター(Japan Center)所長のチャン・ミン・チュオン氏が来日、両国における語学教育に関する視察を行った。
 18日にはベトナム人の留学生95人が学ぶ、大阪フロンティア日本語学校(筒井博美校長・堺区海山町1―1―2)を訪れ、日本語の授業を視察し、学生たちともふれ合った。チャン氏は「学生たちの真面目で熱心な学習意欲に感動しました。日本での最先端といえる指導法を実際に体験できたことは大きなプラスとなります。ベトナムでの指導に役立てていきたい」と語り同校との教育交流についても希望した。
 滞在中、チャン氏は姉妹校提携を結ぶ龍谷大学にも日越堺友好協会の加藤均理事長とともに訪れ今後の教育交流について具体的な話し合いを行った。
 さらに、ベトナムにおける教育のため、着物や折り紙など日本文化についての知識を深めた。
 加藤均理事長は「言葉を正しく学ぶ事は、国際交流において互いの文化の違いの正しい理解につながる。今後も教育分野の交流について力を尽くしたい」と話す。


ふれあいコンサート開催

自衛隊音楽隊と集う友の会総会

=写真=

 堺を拠点に演奏会などを通じて、自衛隊と市民との架け橋になることを目的に、平成10年の結成以来、積極的に活動を続けている自衛隊音楽隊と集う友の会(疋田耕造会長、会員 個人183名、法人3社(3月31日現在))の平成30年度定時総会が7月3日、サンスクエア堺で開催された。=写真=
 加藤均名誉会長は「音楽を通した自衛隊の支援活動とともに、一人でも多くの国民に国防について『自分の国は自分で守る』という考えを理解していただけるよう、皆さんと力を合わせて努力を続けていきたい」と挨拶を行った。
 総会の中で29年度の事業・会計報告が行われ、30年度の事業・予算、新役員就任が承認された。
 続いて自衛隊大阪地方協力本部 阪南地区隊長 小島浩一郎 三等陸佐が「陸上自衛隊における管制気象について」をテーマに講演。航空機を用いた作戦・任務(航空輸送、視察、空中機動など)を遂行する航空科、飛行部隊に対して航空機の管制と気象情報の偵察を主任務とする管制気象部隊について解説した。
 今年も同会の主催のふれあいコンサート(10月・堺まつり協賛事業・共催(社)堺観光コンベンション協会)の開催や、堺まつり大パレードへの参加が予定されている。

自衛隊音楽隊と集う友の会
会員募集

 自衛隊音楽隊と集う友の会では会員を募集している。会員には演奏会への招待、防衛関連施設の見学、自衛隊各種行事の案内などの特典がある。
 会費は個人会員は年間2000円、法人会員は20000円。詳しい問い合わせは左記、友の会事務局まで。
〒593―8324
堺市西区鳳東町6丁637―1
コーナン商事㈱内
「自衛隊音楽隊と集う友の会」事務局
TEL
072―274―1621

他市からの行政視察

5月18日 青森県八戸市 8人
・下水再生水複合利用事業について
7月3日 群馬県伊勢崎市 10人
・災害時受援計画について
7月4日 大分県別府市 8人
・伝統工芸品のブランド強化・販売戦略について
7月9日 神奈川県茅ヶ崎市 8人
・ユニバーサルデザインの推進について
7月11日 茨城県土浦市 4人
・自転車まちづくり推進条例について
 自転車利用環境計画について
7月12日 愛知県豊田市 5人
・ダブルケア事業について
7月12日 静岡県沼津市 3人
・地域包括ケアシステムの構築について
・災害時要支援者名簿について


8月 議会日程

13日㈪10時 都市活力再生・創出
調査特別委員会
22日㈬13時 子どもと女性が輝く
社会実現調査特別委員会
23日㈭10時 議会運営委員会
23日㈭13時 歴史文化魅力発信調
査特別委員会
27日㈪10時 本会議
28日㈫10時 議会運営委員会
議事の都合により日程などが変更される場合があります。
傍聴などの問い合わせは堺市議会事務局議事課(228―7812)まで。


海上自衛隊による災害派遣

元海上自衛隊呉地方総監
金沢工業大学虎ノ門大学院 教授

伊 藤 俊 幸

 六月二八日から七月八日にかけての「西日本豪雨」は、二百名を超える犠牲者がでる大災害になってしまいました。心からのお悔やみを申し上げます。
 警察・消防の方々とともに、自衛隊にも災害派遣が下令され、復旧支援や人命救助の場面が報じられました。特に、広島県呉市も大きな被害にあわれてしまったことから、普段あまり目にすることがない海上自衛隊の災害派遣活動も取り上げられていました。
 一つは入浴と給水の支援でした。護衛艦「かが」「いなづま」「さざなみ」、補給艦「とわだ」、潜水艦救難艦「ちはや」が市民を艦内にお迎えし、仮設風呂や乗員用の浴室を開放していました。また、ホテル機能がある「からす小島艦艇乗員待機所」では女性だけを対象とした入浴支援が行われていました。この支援の現場には、そこをひと時の安らぎの場にしてもらおうと、呉音楽隊も出動し、演奏を披露していました。
 一方、人命救助のため、呉地方隊の隊員とともに救助犬も現場に派遣されていました。呉には「呉造修補給所貯油所」がありますが、広大な敷地は、隊員のパトロールや防犯カメラだけではカバーしきれません。そのため昔から警備犬が配置されていましたが、この警備犬に救助犬としての能力を付与する訓練が二〇〇八年から開始されたのです。当時から他自衛隊にも警備犬はいましたが、この訓練が施されたのは、海自呉地方隊だけでした。
 施設への侵入者撃退と、ガレキの中から被災者を発見することは、本来犬にとって相矛盾する行動です。においと音などから人間の生体反応を自律的に見つけだし、その場所を人に伝える救助犬。今や呉地方隊の犬は、首輪を替えることだけで、モードチェンジできるようになっています。
 警備犬が現場に出動したからといって、いつも生存者が発見されるわけではありません。しかし「この辺りは救助犬が確認した。次の救助現場に移動しよう」という、人間だけでは困難な、現場離脱の大きな判断材料になっています。先人たちの地道な努力が今の活動に引き継がれているのです。