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『堺市超高齢社会に対応するための
地域包括ケアシステムの推進に関する条例』が、
平成30年10月1日に施行!
~平成30年第3回市議会で可決~

全国初となる
地域包括ケアシステムの
推進に関する条例が完成

 「地域包括ケアシステム」とは、今後、特に後期高齢者(75才以上)が急激に増加することが予想される中、介護が必要となっても、今の自宅のままで住み続けたい、と願う高齢者が過半数を占めており、高齢者が可能な限り住み慣れた地域で暮らし続けられるよう、地域の特性に応じて医療、介護、介護予防、住まい及び生活支援が一体的かつ継続的に提供される体制をさす。
 堺市はこのたび、地域包括ケアシステムの構築のための地域における機運醸成や、市・医療介護等関係者・市民の役割の明確化による意識共有を図るため、条例を制定した。
 竹山市長は市長会見で、「今回の条例をはじめの一歩として、地域包括ケアシステムの構築に向けて、堺市としても様々な取組を地域の皆さんと一緒になって重ねていきたいと考えている。」と、意気込みを語っている。
 市は、市のみんなで一体となって地域包括ケアシステムの推進に取り組み、これを世代を超えて受け継ぎ、いつまでも安心して心豊かに暮らし続けるまちづくりを進める予定。
75歳以上の後期高齢者数と認定率の推移
75歳以上の後期高齢者数と認定率の推移
(平成29年度認定率は5月末値、その他は各年度9月末値)

地域包括ケアシステムに
欠かせない「自助」
「互助」「共助」「公助」

 条例(全18条)の主な内容としては、第4条に市の責務として「地域包括ケアシステムの推進に関する施策を総合的に策定し、効果的に実施する。」、第5条に医療介護等関係者の役割として「同一の目標を共有、積極的に地域づくりに貢献するよう努める。」、第6条に市民等の役割として「いつまでも自分らしく暮らし続けることができるよう、介護予防及び健康の保持増進に努める。」と定めている。
 また、第7条に学びの場の提供及び啓発活動として、「市は、市民等のあらゆる世代に対し、地域包括ケアシステムを理解するため、高齢者の尊厳の確保や互いに支え合うことの重要性、自助、互助、共助及び公助の考え方等に関する学びの場の提供に努める。」と定めている。
 さらに第12条以降は「地域包括ケアシステム審議会」の設置について定めており、学識者や市議会議員、医療介護等関係者、地域団体などで構成する審議会を開催し、地域包括ケアシステムの推進に関する施策について、審議会で評価や意見をききながら進める、としている。
 竹山市長は、「高齢社会が進む中、地域全体で支え合う大切さを発信し、本市の地域包括ケアシステムの構築を推進したい」と話しており、今後、堺市版地域包括ケアシステムの構築が大いに期待される。
 今や、日本人のおよそ3人に1人は高齢者の時代。生産年齢人口が減少する中、自分のできる範囲で、進んで健康づくりや介護予防に取り組んだり地域づくりへ参加することは、自分らしく生活でき、我がまち堺の活性化にも繋がる。ぜひこの条例を、介護予防や地域づくりなどに自ら取り組むきっかけとしたい。

建国73周年記念式典

ベトナム社会主義共和国

挨拶するヴー・トゥアン・ハイ総領事
挨拶するヴー・トゥアン・ハイ総領事
 ベトナム社会主義共和国の建国73周年記念式典が8月31日、帝国ホテル大阪(大阪市北区)で盛大に開催された。
 式典には関西の行政、経済団体、企業、友好協会など多くの関係者が出席。堺市からは狭間惠三子副市長、堺商工会議所 前田寬司会頭など、海上自衛隊からは阪神基地隊司令 深谷克郎一等海佐が出席し建国を祝った。
 挨拶に立ったヴー・トゥアン・ハイ総領事は「日本とベトナム及び関西とベトナムとの地域間協力、経済などの交流は非常に盛り上がりを見せている。緊密になっている日越友好関係は両国の発展だけに止まらず世界平和の安定、発展にも貢献しているといえるでしょう。両国の関係が永遠に続くことを祈っています」と述べた。
 その後、関西地域の日越友好推進に貢献された方々に友誼勲章、友誼褒章、外務大臣表彰が授与された。

10月 議会日程

11日㈭14時 議会力向上会議
22日㈪14時 議会力向上会議
25日㈭10時 大都市制度・広域行政調査特別委員会
議事の都合により日程などが変更される場合があります。
傍聴などの問い合わせは堺市議会事務局議事課(228―7812)まで。


投稿
まちのおやじのひとりごと
其の五十

 「終戦のとき」も無事故郷へ帰り着いたところで第一幕は終わりとして、今回は最近の商業施設の大型化、直販の増加等で老朽化も進む小商店の廃業が進んでいることについて考えたい。仕事一筋で長年頑張ってきた経営者は仕事以外に関心が無く、店を閉めシャッターを下ろしたら何もする事が無く日々を過ごしている人が多い。これはなんとかせねばと認知症防止の会「じょいふるB・B(ボケ防止)会」という集いの会を作った。お菓子代100円を筒に入れていただき、堅苦しいことは全て無くして、自由に楽しくおしゃべりして楽しい時間を過ごすだけ。これが好評で、近隣の人を相手にと思っていたら遠方からも参加してくれる人もあり毎回10名以上、行事の時は20名になることもある。もう2年以上続いている。この会も他人様の為だけでは無く、自分のボケ防止に役立っていると自認している。(毎週木曜日14時から16時)この様な取り組みは市内にも多くあると思うので、まちの活性化にために行政も指導や協力を考えてほしいものだ。
 私の地域でも、少しでもお客様の関心を得ることができればと手元にある材料で風車を作り、店主の了解のもと各店頭に風車を取り付け、勝手に「風車通り」と名付けている。これも目立つよう協力してくれる人もあるが無関心な人もあり、何ともまとまりにくい。
 竹や木材の細工芸も無料で提供、好評で大人から子どもまで次々と訪れる。なんと海外にまで渡っているという。元気に制作に追われる毎日で、ボケ防止だと思っています。次は昭和21年8月の引き揚げから今日までの変転を記したいと思っています。

江副 良治(92歳)
(堺区一条通9-22・
風車通り


福娘募集

 堺戎神社では、平成31年1月9日㈬から11日㈮に行われる「戎祭」の福娘の一般公募を行う。
 対象は18歳から28歳の独身女性で三日間終日奉仕可能な方。
 希望者は履歴書、住民票を添えて左記まで郵送で。(10月末日必着)。書類選考、面接で決定。
 詳しい問い合わせは堺戎神社福娘選考委員会(072―232―2951)まで。

堺戎神社
〒590―0945
堺市堺区戎之町東2―1―38


VIWE21
コンサート

「秋を感じるピアノ名曲集」

日時 10月12日㈮
12時10分開演
場所 堺市役所
高層館展望ロビー
出演 森下真衣(ピアノ)
曲目 赤とんぼ変奏曲/三宅榛名、匠~TAKUMI~/松谷卓、幻想即興曲Op. 66/ショパン 他
入場無料
主催 VIEW21実行委員会
問い合わせは、堺市文化部(228―7143)まで


S-Cube〈時代と共に歩む企業 (115)〉

視覚障がい者を同行援護

株式会社ライトヴィジョン
代表 丸谷 博章 氏
株式会社ライトヴィジョン
代表 丸谷 博章 氏

事業内容
 居宅介護、同行援護、重度訪問介護など障がい福祉サービスに取り組む。
 特に、視覚障がい者の外出を支援する同行援護事業に力を入れている。必要に応じ代読や代車等幅広いサービスを展開している。
 障がい福祉に携わった経験と、丸谷氏自身の両親が視覚障がい者で長年に渡る支援がきっかけとなり起業、昨年S―Cube(さかい新事業創造センター)に入居した。
 また、鍼灸師としての知識や経験を活かし、視覚障がい者が主な仕事としている鍼灸業の勉強会などの同行も行なっており、健常者を対象とした鍼灸の勉強会には専門用語などが多くため、一般の支援者では難しいが、ライトヴィジョンには鍼灸師の資格を持つ支援者が在籍しているため、安心して勉強会に参加できることが大きな特長になっている。

S―Cube入居について
 第一にS―Cubeに入居していることが信用につながっています。入居されている他業種の方々との交流でネットワークも広がります。また、事務局のスタッフや担当のインキュベーション・マネージャーのサポートにも感謝しています。

今後の展望
 視覚障がい者向けの鍼灸の勉強会の開催はもとより、就労支援事業を新たに立ち上げ視覚障がい者や聴覚障がい者など就労が難しい方々の雇用促進を図りたい。事業所の運営も障がい者の働く場として、障がい者が障がい者のために働ける事業所を立ち上げていきたい。

会社概要
株式会社ライトヴィジョン
代表 丸谷 博章
堺市北区長曽根町130―42
さかい新事業創造センター
(S―Cube)320号
TEL 072―247―9446
メールアドレス
lighvision1113@gmail.com
創業 2017年
資本金 100万円
従業員数 10名

同行援護サービス
同行援護サービス
S―Cube新規入居者募集中!!
 ㈱さかい新事業創造センター[S―Cube]は、新事業の創出に挑戦する起業家や中小企業を総合的に支援します。
第二創業に最適なオフィス50㎡も空室あり!!
その他、創業段階に合わせたお部屋もありますのでご相談下さい。
(地下鉄 なかもず駅・南海電鉄 中百舌鳥駅すぐ)
問い合わせ TEL072-240-3775 http://www.s-cube.biz