1600年の堺遺産に出会うまつり
 第45回「堺まつり」
10月20日㈯ 21日㈰ 開催

勇壮なふとん太鼓
勇壮なふとん太鼓
 堺市内最大のイベントとして今月20日㈯と21日㈰に開催される堺まつり。今年のテーマは「堺のほまれ 世界にとどけ」。華やかな時代衣装行列が大小路筋を練り歩く大パレードをはじめ、にぎわいゾーン、市役所前ゾーン、利休のふるさと堺大茶会など、堺らしいさまざまなイベントが行われます。(雨天決行・荒天中止)
大パレード
10月21日㈰11時~16時、大小路筋(シンボルロード)
 堺1600年の歴史と文化を華やかな時代衣装行列で表現するほか、全国各地の火縄銃による祝砲、ふとん太鼓などが見どころです!
市役所前ゾーン
10月21日㈰10時~17時、Minaさかい(堺市役所前市民交流広場)
 お笑い芸人のほか、あの大阪府立登美丘高等学校ダンス部も登場。さらに飲食ブースも多数出店いたします。インスタ映えフォトスポットも設置します。
大仙公園会場の野点席
大仙公園会場の野点席
にぎわいゾーン
10月21日㈰10時~15時、大小路筋(堺市役所前道路)
 堺市役所前道路を交通規制し、堺東駅から、大パレードにむけてのウェルカムゾーン。ダイナミックな演出をご覧ください。
利休のふるさと堺 大茶会
 堺で生まれた千利休によって大成された茶道文化がごく身近に体験できる茶会です。南宗寺会場では、三千家(表千家、裏千家、武者小路千家)による茶の湯のおもてなしが体験できるほか、大仙公園会場では、野点席や煎茶団体による煎茶席が行われます。
南宗寺会場 10月20日㈯9時~15時30分(受付は15時まで)、南宗寺(堺区南旅篭町東3丁1―2・実相庵・客殿)、天慶院、海会寺で本席を開きます。生菓子付2席券(各席共通)前売1600円(当日1800円)※当日券には限りがございます。
大仙公園会場 10月21日㈰10時~15時30分、大仙公園(堺区百舌鳥夕雲町2丁)内で薄茶席(抹茶)、堺市茶室「伸庵」で煎茶席を開きます。いけばな無料体験、お茶・和菓子の販売も行われます。茶券は生菓子付1席券(各席共通)前売400円(当日500円)。※当日券には限りがございます。

堺まつりふとん太鼓連合保存会 前夜祭

10月20日㈯、19時~21時、大小路筋(堺市役所前道路)
 ふとん太鼓10台による勇壮華麗な担ぎ合いは、まつり前夜を大いに盛り上げます。

問合せ=公益社団法人堺観光コンベンション協会(TEL:072―233―5258)へ


災害時におけるアスベストの
調査に関する協定 締結
堺市環境計量協議会

アスベスト調査に関する協定が締結された
アスベスト調査に関する協定が締結された

 堺市では地震等の大規模な災害発生時、アスベストの調査体制を強化するため堺市環境計量協議会(会長 松井稔・堺市西区)と「災害時におけるアスベストの調査に関する協定」を締結した。
 これは災害時、堺市からのアスベストの調査協力の要請をもとに、協会はアスベストの調査採取や測定分析などを実施し市への報告を行うというもの。同様の協定は全国でも少なく、関西では初めての取り組みとなる。
 堺市環境計量協議会は堺市、大阪府、奈良県などの環境計量証明事業者で構成され、環境事業の発展、地域環境の保全、公共福祉の増進につとめている。
 8月31日、堺市役所において締結式が行われた。締結を終えた竹山修身市長は「緊急時や災害時において、しっかりとした調査や審査は市民の安心安全に直接繋がる。行政だけでは手が回らないところがあるので、非常に心強い」と話した。


秋の植木市

 花と緑、苗木、庭園樹、鉢植えや盆栽などの展示即売。
 期間中の土日祝はチップ堆肥が無料配布されます。
日時 10月21日㈰まで
   9時~17時30分
場所 大泉緑地(堺市北区金岡町) 第一駐車場の北側園路沿い
入場無料


市校区文化祭

11月3日(土・文化の日)
10時開演(9時30分開場)
市小学校体育館
福引抽選会も行われます
主催 市校区自治連合協議会、市校区福祉委員会



第百十四回
無縁物故者慰霊祭

 9月23日の秋分の日、「第百十四回無縁物故者慰霊祭」が大阪ベイプラザホテル(堺区)でしめやかに営まれた。=写真=
 この慰霊祭は、一人寂しくこの世を去られた方々の霊を慰めるため、㈱新生社 加藤均代表取締役社長が祭主となり、50年以上に渡り毎年春秋の彼岸の中日に営まれてきたもので、祀られた御霊は334柱にのぼっている。
 加藤均祭主は「無縁物故者の御霊がいつまでもやすらかであられますよう、私の生ある限りこの法要を続けてまいります」と霊前に誓った。
 当日は一般参列者、行政関係者をはじめ、八田荘老人ホーム、福生会老人ホームの方々など約200人が物故者の冥福を祈りながら献花を行った。

写真

税金豆知識
〝高校野球甲子園出場の
    母校への寄付は〟

 甲子園における夏の全国高校野球第100回大会も大方の予想通り大阪桐蔭高校の優勝で幕を閉じたが、読者の皆様の出身校が甲子園出場を決めたとなると誰しもうれしいもので少しでも応援、援助したい気持ちになるのが人情である。
 そこでOBとして母校への援助を考える者も少なからずいると思う。
 援助方法であるが、個人で行う寄付については「寄付金控除」という税務上の特典を受けられることがある。
 それは公立高校に対する寄付については適用され、又私立高校に対するものについても一定の要件をクリアーすれば適用可能である。要するに甲子園出場の為の寄付金が直接学校の設置者にいくものであれば「寄付金控除」を受けることができるのである。が、寄付金を後援会やPTA有志が集める場合もあるので、その場合は「寄付金控除」の対象とはならないのでご注意していただきたい。
 そこで寄付をする時はその寄付金の帰属先がどこになるかを確認して寄付をすることが大切である。
 尚、確定申告をする時には寄付金の領収書等の添付(電子申告の場合は領収書等の保存)が必要となるのでそれらの書類を大切に保存保管しておくことを心がけるように。詳しくは税務当局にてご確認の程を。
税理士 大西 正芳