１月13日㈰、又池スポーツ広場ＴＢＧ場（中区）で「第67回深井地区ターゲットバードゴルフ新春打ち大会」が開催された。＝写真＝主催は同地区ＴＢＧクラブ。
　開会式で石田雅則会長は「健康でスポーツを楽しめる喜びを感じながら、ターゲットバードゴルフを通じて深井地区の絆を深めていただきたい」と挨拶を行った。
　新春恒例の大会は青空のもと、18ホール・ストロークプレーで競われ、74名の参加者はスポーツを通じて親睦を深めていた。
競技結果は次のとおり。
団体の部
優勝　深井北町
２位　深井畑山町
３位　深井東町
個人男子の部
優勝　小畑　隆（北町）
２位　河田東二郎（東町）
３位　中辻　章（畑山町）
４位　辻本　勇（北町）
５位　竹村　理（北町）
個人女子の部
優勝　楠元節子（沢町）
２位　中西照美（畑山町）
３位　井上幸子（北町）
４位　大上信子（北町）
５位　竹内まち子（沢町）

　（前回からの続き）日系人の多いブラジルでは古き良き日本があり、より多くの親しみを感じ、親しくなった在住日本人や日系人二世～三世、ブラジル人、開放的で本音で生きるブラジル社会が第二の故郷となった。
　２００６年９月に初めて訪れたブラジル・サンパウロ州第２の都市カンピーナスでのリサイタルは、市立劇場が準備された。カンピーナスに到着してブラジル人ピアニストを訪ねたら、未だ伴奏譜が届いていないとか、リハーサルでのピアノ伴奏合わせはしどろもどろで腹も立ったが「郷に入れば郷に従う」と諦めて本番を迎えた。
　そのリサイタル本番前の舞台上で、カンピーナス市議会から「カルロス・ゴメス章」賞状とメダルの授与があった。初めて訪れた未知の地での表彰は、大きな喜びと共にブラジル人の懐の深さを感じさせる出来事だった。リサイタルはそのメダルを首に掛けての開催となり、快調に進んでスタンディング・オベーションに嬉々となってアンコールを迎えたとき、伴奏者が突然に乱れた。カンピーナスでは極言すれば１曲ずつピアニストを称える所作をしなければならない習慣を私は知らなかったことからピアニストの怒りをかったらしい。
　19世紀、新大陸出身者でオペラ作曲家として初めてヨーロッパ楽壇で世界的に認められたカルロス・ゴメスの出生地がこのカンピーナスで、彼が没した９月に彼を顕彰した「カルロス・ゴメス音楽祭」が毎年開催され、２００８年からはブラジル全土を対象とした「カルロス・ゴメス・オペラ歌手コンクール」も始まった。会長の推薦で私もコンクールの審査員を務めたが、実際の審査はディスカッションで進められたことから私には言葉の壁がストレスとなった。
　２００７年に大阪芸術大学大学院教授の70歳定年後、２００８年より毎年８月下旬からカンピーナスに滞在して、カルロス・ゴメスの作品のみを歌う音楽祭やオペラ歌手コンクールの審査員を務めながら、このカンピーナスを拠点として南米各国やブラジルの各都市に出向いて演奏活動を続け、州立カンピーナス大学やピラシカーバ・メソディスト大学、州立タツイ音楽院などにも声楽指導で訪れて来た。（次回に続く）

田中公道
ブラジル・カンピーナスにて

　相続税の対象となるものには不動産、現金預金、有価証券などのような財産の他に、家庭用道具のような自宅にある動産も相続税の対象となるのである。
　その動産には価値の高いものから低いものまで数え切れない程沢山有るので、その価値を判定して相続財産に算入することは大変な作業となる。
　そこで家財道具の評価方法について説明すると購入から年数の経過により価値の落ちた家電、家具などを数千円、数百円の物まで計算することは現実的ではないので、例えば、「家財道具一式10万円」という形である程度纒めて申告することが可能であると聞いている。
　それは、財産評価基準通達１２８の「一般動産の評価」において「家庭用動産で１個または１組の価格が５万円以下のものについてはそれぞれ一括して一世帯ごとに評価することが出来る」とあるので１個の価値が５万円以下の動産については纏めての評価を行う事が可能となるのである。
　纏めて申告できるといっても１個５万円以上の評価のもの、つまり高価なテレビ、パソコン、自動車などについては１個１個申告する必要があると思われる。
　しかし、動産の殆どは年数経過と共に価値が減るのでその判断が難しい場合は減価償却をしてその価値を判断すれば良いのである。
　また、判定不可能なもの、例えば高級車、骨董品、宝石などについてはその専門の業者に依頼して適正な価格を判定して貰うことをお勧めする。尚、不明な点がある場合は税務当局にてご指導を仰ぐのも一つの方法かも・・・・。

税理士　大西　正芳