大起水産
佐伯社長が講演

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 一般社団法人医療みらい創生機構(東京八王子市)が主催し、「医療・介護・ヘルスケア」をテーマにした全国で展開する講演会が、3月15日、堺市中央卸売市場内の大起水産株式会社 街のみなと堺店(堺市北区)でも開催され、医療や各種企業関係者約40人が出席した。そこで大起水産の佐伯慎哉社長と特定非営利活動法人 日越堺友好協会の加藤均理事長が講演を行った。
 佐伯慎哉社長は、関西の回転寿司、鮮魚業界を現状を解説。「新鮮な魚を提供」を原点に、時代のニーズに合った変革を行うという企業理念を話した。=写真=
 加藤均理事長は、ビンディン省におけるマグロ漁獲など水産業発展に関する協力など、長年にわたるベトナムとの交流をはじめとする、世界平和を目的とした国際交流活動とその成果を語った。


スポーツフェスティバル in 堺

TBGの部

 幅広い年齢層のスポーツ意識を高め、生涯スポーツの振興を図る「スポーツフェスティバル in 堺」種目別大会のターゲット・バードゴルフ競技が3月10日、晴美台コミュニティー広場(TBG場)で開かれ136人が参加した。=写真=
 同フェスティバルではTGBの他、インディアカ、グラウンド・ゴルフ、ゲートボール、バウンドテニスなどの競技も金岡公園で行われ、多くの愛好家が集まりスポーツを通じて交流の輪を広げていた。
 ターゲットバード・ゴルフ競技の成績は次のとおり。
▽一般男子の部 優勝 太田弘治(泉北晴美台TBGクラブ)、2位 堤 廣孝(河合レッドイーグルス)、3位 山口恵治(名張市TBG協会)、4位 村井和彦(泉北晴美台TBGクラブ)、5位 北埜 篤(深井北町TBGクラブ)▽一般女子の部 優勝 市田文子(栗東びわ湖ナマズ)、2位 奥野稚眞子(三郷町TBGクラブ)、3位 池渕志津加(泉北晴美台TBGクラブ)、4位 前田末子(王寺TBG倶楽部)、5位 谷下廣子(徳島市友愛会)▽シニア男子の部 優勝 波多野正信(舞鶴市TBG協会)、2位 河元孝之(王寺TBG倶楽部)、3位 野々村和雄(泉北晴美台TBGクラブ)、4位 中嶋武致(王寺TBG倶楽部)、5位 中川卓雄(斑鳩町TBG協会)▽シニア女子の部 優勝 小谷道子(舞鶴市TBG協会)、2位 井上幸子(深井北町TBGクラブ)、3位 木村美夜子(王寺TBG倶楽部)、4位 小山雅美(泉北晴美台TBGクラブ)、5位 河野節子(河合レッドイーグルス)

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ブラジル日本移民110周年記念顕彰委員会

「笠戸丸章」を頂いて⑶
堺在住 オペラ歌手 田中公道

サンパウロ州立法議会表彰を受賞した田中公道氏(左)
サンパウロ州立法議会表彰を受賞した田中公道氏(左)

 (前回からの続き) 私のブラジルでの音楽活動に「ブラジル日本移民100周年音楽賞」、「オペラ歌手コンクール審査委員彰」、「ブラジル日本外交関係樹立120周年音楽賞」、2017年プレジデンチ・プルデンチ市制100周年記念リサイタルで市議会から「オペラ歌手デビュー57周年キャリア顕彰」、カンピーナス市議会「文化功労章」、サルト市ANIBRAS「80歳現役オペラ歌手顕彰」、サンパウロ州立法議会「80歳現役オペラ歌手・ブラジル音楽活動20周年顕彰」など多くの賞を、その他、イタリア、中国、アメリカ、パラグアイなどでも頂いて、私の歳と同じ81回の表彰状となった。
 今年2018年は移民110周年の年に当たり、8月にはブラジル日本移民110周年記念顕彰委員会「笠戸丸章COMENDA KASATO MARU」の表彰式があった。
 笠戸丸章は、70歳以上で20年間以上に亘って日系社会の発展への貢献と、日系社会とブラジル社会両国の関係強化において顕著な功績があった110の個人と団体を称える賞で、ブラジル全土から187件の推薦があって、個人78人、故人11人、団体21が選ばれた。その表彰式が8月24日サンパウロの文協大講堂であり、サンパウロ日本国総領事も迎えて約900名が集った盛大な記念式典となった。日本居住者で唯一人、私がその栄誉に選ばれた。
 高校卒業寸前に肺浸潤と診断されて療養した日々、不幸な自分を嘆いたあの日があって自分の進むべき道が見つかった。ラジオから流れたイタリア人テノール歌手の「輝かしい高音」は私の人生を一変させた。今もその時の感激が胸熱く燃えている。
 加齢と共に衰える身体機能、その筋力と気力に立ち向かいながら、生涯現役オペラ歌手を目指して、老いに比例した発声法への軌道修正を常に試みて発声法を進化させ、81歳の今日までオペラを歌い続けることが可能となった。
 ブラジルでの公演は326回、海外公演はブラジル公演も含めて692回、国内外で2100回を超える。
 世界の人々と出合い、競い、築いた信頼関係、多くの方々の大きな支援を頂いて今日があることに感謝の日々である。

田中公道
ブラジル・カンピーナスにて


第百十五回
無縁物故者慰霊祭

 3月21日、大阪ベイプラザホテル(堺区)「第百十五回無縁物故者慰霊祭」がしめやかに営まれた
 同慰霊祭は生前、社会のため尽力されたにもかかわらず、看取られる縁者や知人もおられず、この世を去られた方々の霊を慰めようと、㈱新生社代表取締役、加藤均氏が祭主となり、毎年、春分の日、秋分の日に執り行われている。祀られる御霊は三百三十三柱にのぼっている。
 当日は、八田荘老人ホーム、福生会老人ホームの方々をはじめ、行政関係者、一般参列者など約200人が本光寺、養壽寺、本源院の住職、副住職による読経のもと献花を行い、御霊の冥福を祈っていた。
 加藤均祭主は「私の生ある限り、この慰霊祭を執り行い続けることを誓います。そして、子どもから若者、長寿の皆様が安心して健康で天寿をまっとうできるような社会を築くため、生涯努力してまいります。どうぞ安らかにお眠りください」と追悼の言葉を捧げた。

祭文を読み上げ御霊の冥福を祈る加藤均祭主
祭文を読み上げ御霊の冥福を祈る加藤均祭主

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祭文を読み上げ御霊の冥福を祈る加藤均祭主
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税金豆知識
〝確定申告後のミスに対する処方は・・?〟

 毎年ながら3月15日の確定申告を終えホッとしている納税者が多い中、もう一度よく見直しをしてみると、確定申告書や決算書などに記載ミスなどがある事に気付いた時に如何なる対応をとれば良いかについて述べてみることにする。
 一度提出した申告書などの内容を訂正する手続きだがそれは再提出する時期により異なるのでご注意を。
 まず、ミスに気付くのが確定申告期限内であれば通常通りの確定申告手続きを行う、即ち確定申告のやり直しをすればよいのである。
 その場合は、前に提出の申告書等についての取り消しの申請は必要ないのである。ということは期限内に何度も申告書等を提出しても税務当局としては最新の申告書等のみを取り扱ってくれるからである。期限内の場合は「訂正申告」ということである。
 次に3月15日を過ぎてミスに気付いたときは「修正申告」か「更正の請求」をする必要が有るのである。
 最初に提出した書類にミスがある場合で納税者自身にとって有利(得をしている)な場合は修正申告となり、税金の不足分を納めることになるのである。
 それをそのまま放置した場合、税務調査で指摘されてから納付すべき税額が発生したらその税額とは別に過少申告加算税や延滞税など重いペナルティが課されることになるのでミスに気付いた場合は速やかに「修正申告」をして欲しいのである。
 前述とは逆に申告書などの誤りにより納付税額が過大、また還付金額が過少の場合は納税者は損をしたことになるので国税当局に「更正の請求」をする必要が有るのである。尚、「更正の請求」は申告期限から原則5年以内なのでその場合は迅速に対応する必要がある。
 詳細は国税当局にてご相談を・・・・。

税理士 大西 正芳