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大阪労災病院
看護週間行事

 大阪労災病院(田内 潤院長・堺市北区長曽根町1179―3)で『看護の日』を記念した「看護週間行事」が5月15日㈬から17日㈮まで開催されます。
 今回のテーマは「看護でつながる みんなの心」。様々な行事を通して看護や医療を考える機会となっている。期間中は市民公開講座など地域の方も参加できる行事も開かれ、広く参加が呼びかけられている。問い合わせは同病院看護週間行事委員会(072―252―3561)まで。

“五月(内川)”
堺 町並み スケッチ(231)
野 村 亜紀子 

五月(内川)
野 村 亜紀子
 近くの内川は、4月になると鯉のぼりが泳ぎだす。満開の桜の上を泳ぐ姿は楽しい。日常に無い景色は新鮮だ。旅へ出るのはそれを味わいたくて行くのでしょう。しかし日常の見慣れている景色もよく見ると刻一刻と変わっている。気付かないだけ、いつの間にか、店が変わり、家が変わっていませんか。今月から「令和」となり「平成」は過去となりました。亡くなった母の日記が手に入り、大正・昭和・平成を生きた人。昭和の始めに青春時代を過ごした女性の姿がそこに有りました。戦中戦後の不自由な生活、めまぐるしく変わる時代の流れの中で自分らしく生きてきた記録、歴史上こんなに変化に富んだ時代が有ったでしょうか。百年生きた人、私の人生も一つの歴史、子に絵画を残します。(迷惑かも知れませんが)一生懸命だった事がわかってもらえれば幸せです。もう亡くなられた方々からの多くの言葉も、私の人生にとって多くの遺産です。最近それらの事が思い出し自分の言葉も多くの人に残すことになっているのかな、人から人に伝わる心の言葉として。

産婦人科医の臨床メモ ⒁

麻疹(はしか)について⑵

淵レディースクリニック 院長 淵 勲
(元近畿大学医学部特任教授)

 (前回からの続き)感染妊婦が発生した・疑われる場合
 感染の疑いがある場合、公共交通機関を使わずに来院することをすすめて下さい。タクシーを利用して下さい。他の妊婦と別室・別時間に対応する事が望ましいと思います。感染妊婦が発生した場合は相談窓口となるかかりつけの施設へ連絡し、具体的な対応につきご相談下さい。
 医療従事者の抗体確認
 医療従事者で抗体を持たない場合(16倍未満)はすみやかにワクチンを接種することをすすめます。
 麻しん相談に関しましては、かかりつけ医から専門施設に連絡してもらってください。
 ここで最近の医療情報をお伝えします。
 まず梅毒について。妊婦梅毒にペニシリン治療を行うことが普及し、先天性梅毒児が生まれなくなりました。
 拙書「梅毒の診断と治療―特に妊婦梅毒―」(金原出版・昭和46年出版)に詳しく述べてあります。
 平成に入ってから例外的なものを除くと無くなりました。しかし、平成22年から24年頃から、増え続け、現在までうなぎのぼりとなっています。梅毒の皮膚症状が無く、検査をしないとわかりません。
 今の若いドクターは、ほとんど梅毒を見ておりません。一説によれば、男性同性愛者が海外から持ち込んだものとも考えられております。
 かつての厚生大臣が、B型・C型肝炎の検査無料化を実施し、その効果は皆様のご存知の通りです。
 梅毒の場合、RPR法、TPHA法といった検査の無料化を厚生労働大臣が天の声として実施していただきたいと願います。費用が高いならせめてRPR法だけでも行なっていただきたいものです。
淵レディースクリニック
産科・婦人科・女性内科・性病科
堺区北三国ヶ丘町8―8―15 ディカビーネ2F(堺市駅前)
診察時間
9時~12時(月~土曜)
16時15分~19時(月・火・金曜)
TEL
072―233―8728

淵レディースクリニック
産科・婦人科・女性内科・性病科
堺区北三国ヶ丘町8―8―15 ディカビーネ2F
TEL
072―233―8728


5月 議会日程

20日㈪10時 本会議
  終了後 議会運営委員会
21日㈫10時 議会運営委員会
27日㈪10時 本会議
  終了後 特別委員会
28日㈫10時 議会運営委員会
30日㈭13時 本会議
31日㈮10時 議会運営委員会
議事の都合により日程などが変更される場合があります。
傍聴などの問い合わせは堺市議会事務局議事課(228―7812)まで。


第42回 府美協春季展

日本画・洋画・版画・きり絵・立体造形

堺展
5月13日㈪~17日㈮
10時~17時(初日は13時から、最終日は16時まで)
堺市役所 エントランス
入場無料
主催 大阪府美術家協会
※本紙連載中「堺町並みスケッチ」の野村亜紀子氏の作品も展示されます


国防と神社 (15)

『日本書紀』編纂1300年 シリーズⅠ
日本陸海軍の始まり

大阪観光大学講師 久野 潤

 しばらく近代日本陸海軍と神社そして戦没者慰霊顕彰との関係について述べてきたが、来年で編纂1300年を迎える『日本書紀』に関連して、今回から数回にわたって我が国建国の時代を取り上げたい。
 日本軍=天皇の軍隊創設の伝承は、『日本書紀』で描かれた、初代神武天皇による日向から大和(橿原)までの神武東征にさかのぼる。東征出発までの神武天皇の皇居(皇宮屋)跡に鎮座する皇宮神社(宮崎市)境内には、高さ12メートルもの「皇軍発祥之地」碑がある。
 同じ宮崎県の美々津(日向市)は、神武天皇「お船出」の地とされた。海岸近くの立磐神社境内には、お船出の際に神武天皇が風待ちをしたという「神武天皇御腰掛岩」、そして高さ12・6メートルの「日本海軍発祥之地」碑がある。
 両碑とも日本建国すなわち橿原宮での神武天皇即位から2600年目にあたるとされる、昭和15年(1940)紀元二千六百年奉祝記念事業の一環として地元有志により建立された。碑文の揮毫は、前者が当時参謀総長を務めていた杉山元陸軍大将、後者は昭和15年7月まで内閣総理大臣を務めた米内光政海軍大将である。
 神武東征は、天皇が皇軍=日本軍の統帥者となる最初の軍事行動であり、海軍の起源はその即位前の神武天皇自ら率いる船団とされていたのであった。そして戦闘・殺傷をできるだけ避け、天神アマテラスオオミカミの子孫(ニニギノミコトの曾孫)という御稜威によって道が拓ける過程が『日本書紀』に描かれていることも、日本人にとっての「戦争」「国防」を知るうえで重要であろう。