堺の顔
『このミステリーがすごい!』大賞

テレビドラマ化も決定「名もなき復讐者 ZEGEN」
堺出身 新鋭作家 登美丘 丈 氏

株式会社チロル
代表取締役 穐吉 俊行 氏
堺出身 登美丘 丈氏
 堺出身、大阪府在住の新人作家 登美丘丈氏の「その男、女衒」が第17回宝島社『このミステリーがすごい!』大賞の「U―NEXT・カンテレ賞」をサプライズ受賞、宝島社文庫「名もなき復讐者 ZEGEN」として刊行され作家としてデビューする。同時にテレビドラマ化され同タイトルにて8月29日から放送される予定。(関西テレビ放送、主演 阿部進之介)。
 この作品は社会の闇を舞台に、一人の男の復讐劇と、かなしき愛の物語が絡むミステリー。
―小説主筆について
 書き始めたのは30歳の時、今からちょうど20年前です。
 元々小説を読むことが好きで、様々なジャンルのものを読み漁っていたのですが、自分ならもっと面白いものが書けるんじゃないかという自惚れと勘違い(笑)、それに身内の死に直面し、その人生を備忘録的に書き留め始めたのが文章を書くきっかけですね。
 仕事をしながらの執筆ですので、なかなか書けない時期もありましたが、今回このような賞をいただき、チャンスを手にすることができたので、あきらめずに、しつこく、しぶとく書き続けてきてよかったと思います。
―デビュー作「名もなき復讐者 ZEGEN」について
 中国人女性と日本人による偽装結婚と、それを仲介する「女衒」の人生を描いた物語なのですが、仕事柄(医療関係の人事関連業務)、外国人採用にも携わっており、外国人がこの国で働くための仕組みや現状を知る中、テーマのヒントを得ました。
 ただ、偽装結婚だけがテーマでは物語としては弱いので、そのブローカーである女衒の人生を描くことで物語に厚みを持たせました。
―書くことの喜び、苦労は
 なんと言っても産みの苦しみですね。20年前、自惚れと勘違いから、小説を書くなんて簡単だと思っていましたが、とんでもない話でした。実際、こうして世に出るまで20年かかったわけですから。
=写真=
 逆に、その分、産み出した時の興奮や、かたちになった時の喜びは大きいです。だから、やめられないのだと思います。
 今回、こうしてデビューすることができましたが、これも、続けてきたからこそ、神様がそろそろこいつにも褒美を与えてやるかと思ってくださった結果だと思います。
 20年間続けてきてよかったと実感しています。
―堺について
 生まれ故郷であり、約半世紀にわたって過ごした地です。
 小学生の頃は、自転車でよく堺一周したものです。堺の繁華街といえば堺東なのですが、電車賃がもったいないので、北野田から堺東まで自転車でしょっちゅう遠征していました。
 はじめて文学賞をいただいたのは地方の文学賞なのですが(作品:「友」 湯河原文学賞 選者:西村京太郎先生)、この作品は堺を舞台にしたものです。それくらい、堺を愛していますし、誇りに思っています。今回、本格的にデビューするにあたり、生まれ育った堺の地域名をペンネームとさせていただきました。
 なんとかメジャー作家になって、なんらかの方法で堺に恩返ししたいですね。
―作家としてこれからの活動について
 とりあえず兼業作家として活動していくことになりますが、専業作家として生きていきたいと考えています。そのためには、まずはこの一作目が売れることが必要条件ですので、皆さんの応援が支えになります。応援、ご支援お願いいたします(笑)。
 今後は、新作の執筆はもちろん、この20年で書き溜めた作品が多数ありますので、新聞や雑誌における連載での発表、書き下ろし出版などのチャンスがあれば挑戦していきたいと思います。
 今後ともよろしくお願いいたします。
 登美丘丈著「名もなき復讐者 ZEGEN」(宝島社文庫)=写真=、8月6日に全国の書店で発売される。
 登美丘丈氏の今後の活躍から目が離せない。

活発な情報交換が行われた堺国際化対策連絡協議会

8月 議会日程

22日㈭ 10時 議会運営委員会
26日㈪ 13時 本会議
27日㈫ 10時 議会運営委員会
議事の都合により日程などが変更される場合があります。
傍聴などの問い合わせは堺市議会事務局議事課(228―7812)まで。

昭和史を学び語り合う

 終戦記念日を考える記録映像上映会『激動の記録』(『戦時日本』~日本ニュース昭和15―20年)の記録映像をもとに戦争体験者から戦時中の話を聞きながら昭和史を学び、考え、語り合う。8月10日11時から堺市立東文化会館で。主催 昭和の庶民史を語る会(072―236―3357)。


税金豆知識
〝補助金や助成金の利用を!!〟

 国(厚生労働省、経済産業省)や地方自治体の主導での募集や給付などが行われる「助成金」や「補助金」は共に返済不要の資金であることから、もう既に申請等について検討の経験がある者が多くみられている。補助金の財源は主に税金で、助成金の財源は主に雇用保険料であり財源にもそれぞれ違いがある。
 助成金と補助金の申請ポイントとして
(一)助成金と補助金の違い。
 一般的に同じ制度として理解されている助成金と補助金だが、実際は似て非なるものである。結論から述べると助成金の方が受給しやすくなっているのが現状である。
 助成金は主に厚生労働省で、また補助金は主に経済産業省の主導で運営されており、募集事案の数だが、補助金に比較して助成金の方がはるかに多いのが現実である。
 助成金や補助金は共に多くの書類を準備することが必要で、手続きは意外と複雑であるが、準備がしやすいのは助成金と言われている。
(二)補助金や助成金に関する情報収集。
 今現在、補助金と助成金共に積極的には情報を開示していないので「J―Net21」や「ミラサポ」などが、補助金と助成金の募集を探すのには、非常に便利な検索サイトなので利用するのも一つの方法である。
(三)判り易い申請書の作成。
 申請する補助金や助成金によっては必要書類が異なるので、担当者に申請書の記載事項を正確に理解してもらい、不明点が無いように作成する事が必要である。専門用語を列挙せず、如何なる人でも容易に理解できるような文章の記載が必要である。専門用語を記載する場合は注釈などで説明を挿入すれば案外容易に理解して貰えるかなと・・・・。
(四)客観性、具体性を持った事業計画。
 事業計画は自社の強みとか業務内容を詳細に記載し、第三者にアピールすることがポイントとなるので良く伝わるように記載する事が必要である。
(五)申請の趣旨に見合う提案、プレゼンティションなど。
 書類などの提出により要約は相手に伝わっているが、次は自身の思いを相手側に伝えることが必要で、まず結論から述べ、出来るだけ原稿を見ずに、熱い気持ちを伝えることがポイントになりそう。
(六)何度でもチャレンジする精神。
 一度の落選でも補助金や助成金は何度でも申請が可能である。申請先によっては落選理由を教えてくれることがあるので何度でもチャレンジの精神で申請を。
(七)専門家への依頼。
 専門家及びコンサルタント会社への依頼も一つの手段である。書類作成をはじめとする煩雑な業務をスピードアップすることにより大切な時間短縮を可能にしてくれて1回で採用されるかも。しかしある程度の出費は必要であるが・・・・。
税理士 大西 正芳