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「火事ですか? 救急ですか?」

Net119緊急通報システムの利用を

(仮称)堺市総合防災センター(イメージ)
Net119の利用画面イメージ(スマートフォン・アプリ版)

 堺市消防局では、音声による通話が困難な人からの119番通報を支援するため、「Net119(ねっといちいちきゅう)緊急通報システム」を運用している。
 このシステムは、聴覚や言語の機能に障害があるため、音声による119番通報が困難な人が、スマートフォンなどのインターネット機能を利用して、音声によらずに119番通報ができるというもの。堺市では今年3月から運用を開始した。
 Net119の利用には事前の登録が必要。登録された住所・氏名の情報を基に、従来のメールやFAXによる通報よりも迅速・的確な出動が可能になる。また、チャット形式で詳細な情報をやり取りすることもできる。
 アプリ版とWeb版があり、スマートフォンにアプリをダウンロードしてから利用するアプリ版は、政令市で初めて、動画の送信ができ、現在の状況を分かりやすく伝えることが可能。スマートフォンや携帯電話のWeb版は、静止画像が送信できる。
 利用できるのは、聴覚・言語機能に障害があるなど、音声による119番通報が困難な人で、堺市・高石市内で在住・在勤・在学している人。
 9月8日㈰午前10時から午後4時まで、堺市立健康福祉プラザ3階大研修室(堺区旭ヶ丘中町4丁3-1)で登録説明会が開催される。 
 登録は消防局でも随時受け付けている。月~金(祝休日を除く)午前9時~正午、午後0時45分~午後5時30分。
【問い合わせ先】堺市消防局通信指令課(TEL238-6053・FAX223-6938)



(一回笑うと一日若くなる)」⑹
元近畿大学社会学講師 小野田 隆

認知症予防3美Bi体操
暑さにめげず、
認知症にならない
3大予防法!

 日本では600万人以上が認知症、65歳以上では6人に一人が認知症と言われています。健康寿命が話題となっている昨今です。健康で幸せな長寿を謳歌するためには、認知症を予防することが大切です。
 今回は特に3大予防策を紹介します。
 認知症は脳に、特に両方の海馬に酸素がいかなくなって、海馬細胞が壊死する加齢病です。認知症は200種類以上の分類がされていますが、どれも脳細胞の壊死が原因です。それでは脳細胞が死なないように注意すれば認知症予防が可能と言われています。脳細胞に酸素がいかないから、認知症になるのです。
 そのためには脳細に酸素を送ることが大切です。有酸素運動が必要です。
 脳に酸素を送るためにはどうすれば良いかを述べます。
一.深呼吸する
吐く息を6秒間、吸う息を三秒間。一日10回以上深呼吸をして下さい。
深呼吸とは有酸素運動です。有酸素運動とは酸素を体内に取り入れる運動です。(無酸素運動とは百メートル短距離走とか、喧嘩するときは無酸素呼吸です。後で口パクパク運動となります。健康に悪い。脳に酸素がいかないので認知症の原因となる)
左脳が壊死してくると方向音痴の徘徊型、右脳が壊死すれば感情爆発や昼夜逆転、異常行動になるので、自分が左脳型か、右脳型かを考えて、片鼻をふさいで、片鼻の穴での呼吸をするのも予防策です。左脳型の人は右の鼻の穴をふさいで、一日に数回以上片鼻呼吸をして下さい。右脳型の人は左の鼻の穴をふさいで片鼻呼吸をして下さい。
二.踵(カカト)落としで体中の血液循環を良くする。
両足のかかとをトントンと落とすことで、足からの血液を心臓に帰す手助けをします。足は第二の心臓と言われます。さらに両足のふくらはぎ(脹脛)をもむことでも、血液循環は良くなります。
起床時と昼食事と睡眠前にすれば効果が出ます。
踵落としはホルモンバランスも良くなります。男性女性ホルモン増強と調整に踵落としは重要です。更に骨密度を増やし、骨の抵抗力を高めるためにも、踵落としは大切です。何気ない日常の中で常に踵落としをして下さい。

三.笑う事
おかしいから笑うのはもちろんのことで、おかしくなくても笑うのが大切です。おかしくなくても笑っていると、幸せのエンドルフィンホルモンが頭から出て来て幸せになってきます。笑うと内臓筋肉が付いてきて消化作用もよくなります。唾液も出て来たらしめたものです、唾液の消化作用、殺菌作用、嚥下作用がスムースになるし、身体中の免疫力が増加します。
お尻の穴を絞めながら、笑って、深呼吸して、踵落としをして下さい。
認知症予防になります。昨日何を食べたか、今日は何月何日かを覚えるようになります。一人で、自分を励まして頑張りましょう。


第百十六回
無縁物故者慰霊祭

 生前は世のため、人のために尽くしながらも、看取られる親者も無く、一人寂しくこの世を去られた方々の霊を慰める「第百十六回無縁物故者慰霊祭」が秋分の日に営まれます。
 当日は一般参列も受け付けています。直接式場におこしください。
日時
 9月23日(月・秋分の日)
 午前11時から
式場 大阪ベイプラザホテル
堺区少林寺町西一-一-一(阪堺線寺地町駅前)
TEL
072-232-0303

「小さな手 上げたら大きな 赤信号」
堺市内の交通事故件数



新事業に挑む中小企業を支援

インキュベーション施設
株式会社
さかい新事業創造センター

 さかい新事業創造センター(S-Cube 堺市北区長曽根町130-42)=写真=には、新たに事業を始める起業家や第二創業として新たな事業に挑戦する中小企業が多数入居。同センターは、これら企業が行う新製品や新技術の開発・研究への取り組みを支援することで、地域経済の活性化や雇用の創出をめざし活動している。
 施設には創業準備デスクや事務系のオフィス(15~50㎡)のほか、研究開発系のラボ(30~80㎡)を設け、事業内容や企業規模に応じた賃貸スペースを提供。入居者は、無料で経営支援の専門家であるインキュベーション・マネージャーによる支援を受けることができる。
 このほか、これから起業をめざす人や自宅以外で活動場所を求める人などを対象に、起業や事業に関する情報収集や交流の場としても利用できるシェアードオフィス(10席・LAN完備)を設けている。利用は1ヵ月単位(月額5000円・税抜)から可能。
 また、起業に際し必要な知識を習得するためのセミナー(参加費無料)も開催している。
 同センターは、地下鉄御堂筋線なかもず駅と南海高野線中百舌鳥駅から徒歩4分と、利便性の高い場所に立地し、近隣に大阪府立大学もあり産学連携にも最適。入居・シェアードオフィスの利用申込は随時募集中。詳細は同センター(電話072-240-3775 HP:http://www.s‐cube.biz/)へ

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