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10月8日、日越堺友好協会の加藤均理事長は、同協会事務所において堺市役所市民人権局から認定特定非営利活動法人としての認定通知書を受理した。これにより、日越堺友好協会は認定特定非営利活動法人(認定NPO法人)となった。同協会は2011年に設立。これまで、桜の植栽事業やニシキゴイ水族館の設立、マグロの水産業支援などベトナムとの交流事業を続けてきた。 |
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一〇月一〇日深夜、北朝鮮は朝鮮労働党創建七五周年を祝う軍事パレードを行いました。 初登場した大型車載式ICBMは、搭載量(ペイロード)の増大を目的にしているとみられます。ペイロード一トンの火星十五より、二~三.五倍搭載できると推測できます。北朝鮮による核の小型化は、技術的限界から一トン程度までとみられていますから、核弾頭二~三個搭載することを目指しているとみることができるのです。 また、北極星四Aと表示された新型SLBMも飛距離はグアムやハワイに届くものと推定されています。 ただ両ミサイルともエンジンテストを行ったという証拠がありません。昨年十二月にエンジンテストをしたと北朝鮮は発表しましたが、他国による確認がないのです。したがってどちらも実際に使うための兵器というよりも、米国に向けた戦略コミュニケーションの道具とみるべきと考察できるのです。 今回の軍事パレードは、朝鮮労働党の創建記念行事であり、北朝鮮軍の創立記念ではありません。 金正恩は、二〇一二年に権力を掌握して以来、父金正日が行ってきた政治手法を否定し、軍国主義から党主体の統治機構に代えました。二〇一六年五月には、三六年ぶりに党大会を開催し、自ら党委員長という新ポストに就任。「人民」という言葉を連呼し、これまでの経済政策は「なさけない」と表現して国民生活の向上を約束しました。翌六月には憲法を改正し、それまで国家を統治していた国防委員会を廃止し、新たに国務委員会を設置したのです。 その結果、金正恩が今一番恐れていることは、軍によるクーデターだといわれています。実際に、彼らを慰撫するための施策が今も採られています。今回のパレードも、大型ミサイル以外に、昨年日本海に発射した短距離新型ミサイルに加え、外見は米国製そっくりの戦車・装甲車など数種類の新型兵器が登場しました。まるで「軍を党の下に置いたが、君たちのことはこれまでどおり大切に思っている」と言っているかのように見えます。 演説中の涙も、経済制裁、新型コロナ、台風の三重苦の中、「指導者と党と人民の三位一体」をこの式典で演出しなければ、自分の立場が危ういということだったのでしょう。 |