永藤
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10年前に立てた計画では、様々な目標を掲げているんですけれども、8割以上は、残念ながら達成できていません。これまで掲げた目標に対して、どれだけ頑張れていたのかについては、疑問に感じています。
次に掲げる計画というのは、目標を立てたからにはは、きっちり達成するんだという思いを持って行動していく、これが求められていると思います。
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大平
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例えば、どういうところが達成できなかったのでしょうか。
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永藤 |
例えば、世界遺産の登録や施設の建設などはできていますが、それ以外のことというのは、8割ほど達成できなかったということです。
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加藤 |
私が今、振り返ってみますと、50年かけても完成してない事業がある。仕事を成し遂げていくためには、長い期間が必要です。言い続けて、予算をつけてもらうことが大切です。例えば南海高野線の連続立体交差です。あれは私が50年前に言い始めたことです。よその都市はどうしているのか勉強してみると、鉄道を高架化しているんですね。ご存じのとおり、中央環状線のところなんか、朝は渋滞が起こりやすくてね。
今、50年たっても、まだ完成してない。だから、市長にはぜひ頑張っていただきたい。20年間頑張れば、手がけた仕事が軌道に乗りますからね。いかがですか。
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永藤 |
そうですね。なかなか、近年の堺市長で20年務めあげられた方はいらっしゃらないんじゃないかなと。
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加藤 |
やっぱり継続は力なり。頑張っていただきたいですね。
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永藤 |
そうですね。口だけにならないように、思いが実現するように頑張りたいと思います。
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大平 |
これからどんな堺をつくっていかれるのか、お尋ねしたいと思います。
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