自衛隊には
色々な専門分野があります!

大阪地方協力本部 阪南地区隊長
3等海佐 清水 智宏

 自衛官と聞いて、どのような人を想像するでしょうか?陸上自衛官であればヘルメットに草を付けて顔にペイントしている姿、海上自衛官であれば艦艇乗組員、航空自衛官であればパイロットが思い浮かぶかもしれませんが、それはほんの一部に過ぎません。
 自衛隊には色々な専門分野があり、例えば、器材の設置・整備・補給を行う「技術系」があります。具体的には、施設器材をもって陣地の構築・渡河等の作業や整備を行う「施設」、火器・車両・弾薬の補給・整備を行う「武器」等です。
 また、通信やネットワークの構築・維持管理・研究開発等を行う「IT系」、経理等を行う「事務系」、音楽演奏や写真撮影を行う「芸術系」、その他「調理師」、「潜水士」、「警察」、「消防」、「医療」、「航空管制」等があります。
 紙面の関係上、専門分野の全てを紹介することはできませんが、自衛官募集ホームページ(職種職域)で詳しく紹介しています。また、自分にあった専門分野を数分で診断できるページもありますので、興味のある方は【自衛官募集 職種(または職種診断)】や【自衛隊のソレ、誤解ですから】で検索して下さい。
 18歳以上33歳未満の方で、将来的に就職や転職を考えていれば、お気軽に相談に来て下さい。やりたい仕事が、自衛隊できっと見つかるはずです!
自衛隊大阪地方協力本部 阪南地区隊 堺出張所
(南海電鉄高野線の堺東駅から徒歩3分。堺市役所の向かい側)
住所
堺市中瓦町2―1―17駿河屋ビル1階
電話
072(233)1026


119番、その前に!
堺市消防局からのお知らせ

救急要請の注意点
 病気やケガなどで、病院に行ったほうがいいのか、何科で診てもらえばいいのか、救急車を呼べばいいのかなど、判断に迷ったときは、左記「救急安心センターおおさか」をご利用ください。
関係連絡先
 救急安心センターおおさか #7119(24時間365日対応)
その他
 マスクの着用、手洗い、「密」の回避など、基本的な感染対策の徹底をお願いします。




税金豆知識
〝名より実をとる大企業!!〟

 法人税法上に於いて、原則として資本金が一億円以下であれば売上高などの規模とは関係なく「中小法人」扱いとなり、様々な税制の優遇措置があるのが現在の税法である。
 法人税法では資本金一億円以下を中小法人、一億円超を大企業法人と判定しており、中小法人においては年800万円の所得に対する法人税率の軽減、欠損金金額の繰り越し控除など数多くの税優遇を認めているのである。ほかにも設備投資などに対する減税措置も中小企業であれば優遇されることがあるので大企業にすれば羨ましい限りである。
 とくに、このコロナ禍に於いてウイルスの感染拡大に伴い経営難に陥った外食産業が資本金を一億円以下に減資して「中小企業化」する事例が相次いでいるのを目の当たりにする。
 かつて、資本金は会社の格を表現するものであったが、ここにきて有名企業(名前を表示すれば納得されると思う)が減資を行うのは「名」よりも「実」をとる方向になっているからであろうと思う。
 また、今ならこのコロナ禍に於いて大企業が「中小化」への方向を行うことがあまり目立たないかも?という理由にもなるかも!!
 中小企業は大企業と比較して財務基盤が脆弱であるという事実は言うまでもなく、それに対して経営体力のある大企業が資本金の額面だけを減らして「中小税制」を利用しようとするのは「どんなんかな~」と言われても仕方のない事であろうと思うが・・・。
 最後に、減資するには税制上の事だけではなく、株主、取引先、金融機関などとの関連などについても大局的に判断する必要があるので、各分野の専門家などとの相談は必要ではなかろうか!!

税理士 大西 正芳