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加藤均誕生日会及び
第57回カトウグループ新年祝賀会

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 政治学博士 加藤均氏の誕生日会及びカトウグループの新年祝賀会が、リーガロイヤルホテル大阪において開催された。=写真=
 オペラ歌手の田中公道氏による国歌斉唱の後、第31代海上幕僚長・第5代統合幕僚長 河野克俊氏、参議院議員 佐藤正久氏、衆議院議員 盛山正仁氏、在大阪・神戸インド総領事館 総領事 ニキレーシュ・ギリ氏、参議院議員 宇都隆史氏、参議院議員 松川るい氏、前衆議院議員 左藤章氏、前衆議院議員 岡下昌平氏らが来賓として祝辞を述べ、ゆうもあくらぶ 理事長 大村崑氏が乾杯の挨拶を行った。
 加藤均氏は謝辞の中で「私は今年で92歳になりますが、ここまで過ごすことができたのは皆様のおかげです。今後も国際交流事業の発展と国民全体の国防意識の向上を目指し、ベトナムやインド、自衛隊の皆様と連携しながら各種事業を進めていく決意でございます。人のため、皆様のために何ができるだろうということを考えながら、100歳に向かって一生懸命頑張って参ります」と語り、会場からは大きな拍手が送られた。


With コロナ、
With ASEAN

 堺市にベトナム総領事館が移転してから来年で15年。南蛮貿易をはじめとする海外との交流により歴史と文化を築き上げてきた堺市は、今や国際都市として認知される中、ASEAN諸国との交流も深いものがある。ではここで、ASEANとはそもそもどういったものだろうか。
 正式名称を「東南アジア諸国連合(Association of South―East Asian Nations)」として、ベトナム、インドネシア、タイ、フィリピン、カンボジア、シンガポール、マレーシア、ミャンマー、ラオス、ブルネイの10の加盟国から成り、インドネシアのジャカルタを本部としている。政府間協力を促進し、加盟国とアジアの他の国々との間で政治や経済、安全保障、教育、文化などの統合を促進することを目的とする。日本は加盟していないものの、ASEAN+3としてASEAN諸国と日本・中国・韓国の3か国が連携する枠組みも設けられており、現在、アジア圏の経済発展には欠かせない枠組みとなっている。
 こうした中、日本や中国、ASEANなどが参加するRCEP(地域的な包括的経済連携)が、まずは10か国で1月1日に発効され、2月1日には韓国にも発効される。日本にとっては中国及び韓国との初の経済連携協定であり、貿易拡大による経済押し上げ効果などが期待されている。関税撤廃や各種産業のサプライチェーン(供給網)の強化により、特にアジアに製造拠点を持つ日本メーカーなどは部品の関税コストが下がるため、「価格競争力」の強化による企業自体の成長にもつながると期待が高まる。一方で中国としては、関税撤廃による輸出拡大が進むと予想されることから、ASEAN諸国への投資が促進され、これまで以上の経済発展が望まれる。コロナ禍で大打撃を受けた日本を含むASEAN諸国。国家として最も重要な経済を立て直すべく、国際連携の今後の動向に注目される。


深井水池SC
 猛打と逆転で決勝リーグ戦を制し
7年ぶり7回目の優勝

第45回 理事長杯 堺中央ソフトボール連盟

 2年ぶりに開催された堺中央ソフトボール連盟(枡矢秀樹理事長・加盟 9チーム)の「第45回理事長杯」は、例年のトーナメント戦ではなく予選リーグ戦と決勝リーグ戦で実施された。決勝リーグ戦には、深井水池SC、沢町明星、福田パラダイスの3チームが進出。第1試合は深井水池SC対福田パラダイスで行われ、深井水池SCは初回に先制されたが、2回に玉井選手の2点本塁打を含む4長短打等で逆転。3回以降も3本塁打を放ち大量12点を挙げ圧勝した。第2試合は深井水池SC対沢町明星で行われ、深井水池SCは4回、沢町明星に3番田中選手の本塁打で先制されるが、5回に1番北野選手からの3連打で同点とした後、無死二・三塁の好機、内野ゴロ間に三塁走者が生還し逆転した。 
 一方、西本投手は沢町明星打線を4回の1点だけに抑え勝利。第3試合は、沢町明星が6対3で勝利した。
優 勝
深井水池SC
準優勝
沢町明星
第3位
福田パラダイス
優秀選手
玉井勇輝(深井水池)・西本茂康(深井水池)
敢闘選手
上野正仁(沢町明星)
優勝した深井水池SC
優勝した深井水池SC



『昭和の記録映像の上映会』

 貴重な記録映像、昭和32年 堺東銀座街近くの元小学校の空き地での「美空ひばりコンサート」を鑑賞します。2月12日11時から、堺市立東文化会館(北野田駅前)で。主催 昭和の庶民史を語る会(072―236―3357)。
 『近代建築の幻燈上映会13』懐かしい明治・大正・昭和の学校建築を見ながら現在では見ることのできない古き良き時代を想い出します。2月19日11時から、堺市立東図書館(北野田駅前)で。講師は明治建築研究会代表柴田正己氏。
 いずれも参加自由、直接会場へ。


小滝透『中国から独立せよ
―帝國日本と (モンゴル)(チベット)(ウィグル)

(集広舎、令和3年12月)

 著者はイスラームの専門家で、モンゴル・チベット・ウイグルと日本との関係史にも詳しい。現在の中華人民共和国内で〝少数民族〟として扱われ、人権弾圧の対象となっているチベット・ウイグル・(南)モンゴル―彼らは元から漢民族の支配下にあったわけではない。さらに戦前は、ソ連や中国による抑圧と戦う彼らと大日本帝国との間に深い絆があったことを、本書に触れて初めて知る読者もいるかもしれない。
 評者が普段から述べていることだが、大東亜戦争とは、昭和天皇による「米國及英國ニ對スル宣戰ノ詔書」(いわゆる開戦の詔勅)を改めて紐解けば、欧米列強に対する自存自衛、次いでアジア植民地解放が目的であったことが分かる。しかしアジア各地域が欧米勢力より独立した後には、多くの共産主義新国家が成立し、あるいは成立しそうになった。当該地域に対して日本のみならず、ソ連や中華人民共和国という共産主義国家も秋波を送っていたからである。その爪痕のもとで現在も最たる苛政に晒されているのがチベット・ウイグル・南モンゴルであり、我々日本人にとっても「明日は我が身」と真剣に捉えるべき当事者としての歴史的教訓がある。「内政干渉だ」等と言われて、思考停止している場合ではない。
 著者も戦後日本における偏向した歴史観に触れ、「第二次大戦の総括をまるでやっていない証拠である。もし、それをやってれば、少しはましな対中政策が出て来てもいいはずだ」(322ページ)と嘆いている。戦前からユーラシア大陸を股にかけてアジア・イスラム諸国との善隣友好に尽くした築山力から直接の薫陶を受けた著者渾身の力作であり、一人でも多くの日本人に読んでいただきたい書である。
大阪観光大学講師 久野 潤



S-Cube〈時代と共に歩む企業 (154)〉

介護施設の作業軽減に一役
オリジナル開発お名前シール「布~る」

株式会社クレアフィールド
代表取締役
松田 大佑 氏

事業内容
介護向けお名前シールの製造・販売
 S―Cubeに入居する株式会社クレアフィールドは、子ども向け「お名前シール」の製造・販売で培った経験を生かし、介護向け「お名前シール」の印刷をはじめ、オンデマンド印刷を主軸とした「お名前シール」の製造・販売やシルクスクリーン印刷など様々な請負業を行っている。
 現在の主力商品は、アイロンを使わずに衣類や布製品に直接貼れる布タイプの「お名前シール」の「布~る」。
 「『布~る』は介護施設入居時の生活用品記名のための商品です。ご利用いただいている施設様からの『服に貼っても違和感のないシールが欲しい』とのお声から誕生しました。 粘着剤、印刷媒体(布地)、加工方法までの全てをオリジナルで開発しています。衣類や布製品にアイロンを使わず直接貼ることができ、洗濯しても剥がれない布タイプの『お名前シール』です(※JIS L 1930 C4M法による洗濯検証において完全剥離なしの検査結果)。多数の介護施設様より入居準備・施設スタッフの作業を軽減することができるとの嬉しいお声をいただいております。『布~る』は商標登録済みであり、A4サイズに4種類の大きさのものを93枚入りで販売中です。販売はホームページによる一般販売の他、介護施設様専用のページ(https://creafield.com/)でも行っております。また、ロゴマークやイラストなどのオリジナル作成も可能となっております。是非ご相談ください」

会社概要
株式会社クレアフィールド
代表取締役 松田 大佑
堺市北区長曽根町130―42
さかい新事業創造センター
(S―Cube)317号
設立 2019年
資本金 300万円
社員 1名
https://www.creafield.co.jp/shop/


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㈱さかい新事業創造センター[S―Cube]は、新事業の創出に挑戦する起業家や中小企業を総合的に支援します。
創業をめざす方に最適な創業準備デスクも空室あり!!
その他、創業段階に合わせたお部屋もありますのでご相談下さい。
(地下鉄 なかもず駅・南海電鉄 中百舌鳥駅すぐ)
問い合わせ TEL072-240-3775
http://www.s-cube.biz