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 堺市が企業との連携を強化
市民サービスの向上や地域活性化に
向けて2つの包括連携協定を締結

(写真左から)あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 大阪南支店 支店長 萩原智明氏、堺市 永藤市長

(写真左から)あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 大阪南支店 支店長 萩原智明氏、堺市 永藤市長
 4月6日、堺市とあいおいニッセイ同和損害保険株式会社(本社 東京都渋谷区、代表取締役社長 新納啓介)は、産業振興・交通安全など9分野にわたる連携と協働に関する包括連携協定を締結。
 締結式で同社大阪南支店の萩原智明支店長は「連携協定の項目である20件の項目を基に、今後取組を進めていく。協定はゴールではなくスタート。堺市のより一層の発展に貢献し、ともに成長していきたい」とあいさつ。永藤市長は「この連携協定に基づく取組として、本市の伝統産業のPR、障害者施設のリスクマネジメントや障害者のスポーツ支援など、本市が力を入れたい課題に連携して取り組みたい」と語った。
 また、4月14日には、同市と第一生命保険株式会社(本社 東京都千代田区、代表取締役社長 稲垣精二)は、健康・福祉、市民サービスの向上など8分野にわたる連携と協働に関する包括連携協定を締結。
 締結式で同社堺支社の高橋秀紀支社長は「第一生命堺支社では、「~みんなのチカラを地域のチカラに~」を合言葉に地元メディア、スポーツチーム、地元企業との連携を推進し、堺市との協働に一層の厚みを持たせ地域貢献活動に取り組みたい」とあいさつ。永藤市長は「提携する8分野が、堺市基本計画2025に沿ったもので、取り組みが一層進むものと期待しています。今回の包括連携協定をきっかけに、さらにWin-Winの関係が構築できるように努めたい」と語った。

(写真左から)第一生命保険株式会社 堺支社 支社長 高橋 秀紀氏、堺市 永藤市長

(写真左から)第一生命保険株式会社 堺支社 支社長 高橋 秀紀氏、堺市 永藤市長

堺春景 「桜と鯉のぼり」


 地域の活性化を目的に、内川(堺駅南歩道橋付近)に「鯉のぼり」が元気に泳ぎ、道行く人を元気づけています。
 この鯉のぼりは毎年、堺駅前商店会、堺駅前栄橋商店会などの有志により取り付けられ、堺駅前鯉のぼり実行委員会が運営している。
 この季節、桜が満開。優雅になびく鯉のぼりと美しいコントラストを描きます。(4月4日撮影)


『昭和史を考える記録映像上映会』

 『「日本人はなぜ戦争へと向かったのか」日本は無謀な戦争への道を選択したのか。(2)〝外交敗戦〝孤立への道〟』5月14日11時~、堺市立東文化会館アミナス(北野田駅前)3階で。主催 昭和の庶民史を語る会(072―236―3357)。 
 『近代建築の幻燈上映会17』近代の学校建築の保存と解体の現状を見ながら現在の学校で見られない懐かしい時代を想い出します。5月21日11時~、堺市立東図書館(北野田駅前)で。講師・明治建築研究会代表柴田正己氏。
 ともに参加自由、直接会場へ。


「難民」と「避難民」の今後は

 昨年2月、ミャンマーでは政変クーデターが発生、国内全土において市民と国軍との争いが激化。推定100万人の「難民」が避難を強いられている。そして本年2月、ウクライナとロシアの衝突から2か月以上が経ち、多く耳にする言葉が「避難民」だ。国連及び国連高等難民弁務官事務所(UNHCR)によると、「難民」とは、「迫害のおそれ、紛争、暴力の蔓延など、公共の秩序を著しく混乱させることによって、国際的な保護の必要性を生じさせる状況を理由に、出身国を逃れた人々」と定義される。この言葉の違いは何か。これは、ミャンマーが自国内の軍隊から、いわゆる迫害や暴力のなどの危険にさらされている一方、ウクライナは外国であるロシアからの危険にさらされていることによるとされる。ウクライナからの避難民が「難民」として認定されるようになるには、ウクライナが崩壊するなどの理由により保護の必要性があるなど条約の規定に沿う状況になる必要がある。
 世界各地でウクライナからの避難民受け入れが進む中、堺市でも4月から新たな支援策がスタート。同20日には、初となる避難民世帯を受け入れた。市営住宅の無償提供や給付金、日本語学習機会の提供などのサポートも行われている。今後、日本はどこまで受け入れ体制を拡充させるのか。行政の対応の差は。ウクライナ避難民が正式に難民認定されることはあるのか。ミャンマーを始めとしたその他諸外国からの「難民」の受け入れは進むのか。ロシアとの関係性への影響は。この問題に国民はどのように向き合うべきだろうか。



(一回笑うと一日若くなる)」(35)
元近畿大学社会学講師 小野田 隆

一回笑うと一日若くなる
ホホハハハ ホホハハハ
コロナなんかに負けてたまるか
人間としてちゃんと生きていますか。問いかけたくなる日々です。
■共感疲労
 ウクライナとロシアの戦争により笑えない日々。テレビ画面からの痛ましい状況を見て、心が痛む「共感疲労」が私たちに増えてきました。対岸の火事ではなく、日本でも戦争によるインフレと物資不足が始まっています。世界は新たな時代に突入していたのです。長引く戦争に不安が募ります。
 「共感疲労」は以下の3つの心理状態に分類されます。
①心配と恐怖(もし私におこったら)
②受け止める限界(これ以上不安を受け止められない)
③自分を責める(何もできない)
 それではどうすればいいでしょうか?心理学者による対応策の一つです。
・自分を第一に大丈夫だと思う。
・出来るだけテレビを見ず関連写真から遠ざかる。
・寄付や祈りなど自分で出来ることを始めてみる。
 「共感疲労」から逃れるのは難しいですが、「戦争よ、早く終わってくれ!」と叫び続けるしかありません。
■コロナに負けてたまるか!
 コロナによる外出制限とリモートワークで、歩くことが少なくなりました。これにより足の筋力が低下し、転倒の危険が増します。今回は椅子に座ったまま脚力をつけるストレッチを紹介します。
①椅子に「深く」座り、片足を胸に引き寄せて20秒間キープ。片足ずつ実施します。
②椅子に「浅く」座り、片足を曲げて反対の太ももにのせて20秒間キープ。片足ずつ実施します。
 共に静的ストレッチですので、1日に3回は行い、足の筋肉をつけてがんばりましょう。
 その他にも、1時間に1回は、3分間両目を閉じて「目」の休息を行います。そして、両手曲げた状態で、肩甲骨をくっつけるように後ろに引き、ゆっくりと呼吸しましょう。また、散歩などの有酸素運動も効果的です。肛門を絞めて笑いながら、コロナなんかに負けないぞ!
 ホホハハハ、ホホハハハ、いえい!
 今日も頑張るぞ ホホハハハ、ホホハハハ、いえい!


S-Cube入居企業紹介
〈時代と共に歩む企業(157)〉

ジャム・フルーツビネガーソース
果物そのものの美味しさを届ける


有限会社 千総 代表取締役
西辻 宏道 氏

事業内容
 青果物加工食品の企画・開発や自社農園の管理運営を行う有限会社千総は、創業から135年、果物屋としての長年の経験から、全国各地の果物を目利きで仕入れ、果物そのものの魅力を伝える商品展開を続けている。
 主な商品は自社生産の手作りジャムやフルーツビネガーソース。
 「品種や産地を混ぜず、保存料などを一切使わないことで、果物そのものの素晴らしさや美味しさをお届けすることが最大の特徴です。特にいちごは、福岡の『あまおう』、栃木の『とちおとめ』、千早赤坂村の『紅ほっぺ』など、複数種類を取扱い、それぞれを全く違った果物として丁寧に扱うことが生産者様との信頼関係の所以です。こうした取組により、大手アパレル企業や高級食パンを展開する企業からも依頼を受け、それぞれプライベートブランドとして展開されています。これからも、美と健康のみならず暮らしの豊かさも追求し、商品を使うシーンやその先までをイメージできるようなものづくりを心がけていきます」。

会社概要
有限会社 千総
代表取締役 西辻 宏道
堺市北区長曽根町130―42
さかい新事業創造センター
(S―Cube)121号
TEL
072―247―7388
設立 1887年
資本金 1500万円
社員 21名
https://sen-sou.com/

果物のおいしさをそのまま凝縮
「いちじくジャム」

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千総 スタッフの皆さん

千総 スタッフの皆さん


S-Cube新規入居者募集中!!
㈱さかい新事業創造センター[S―Cube]は、新事業の創出に挑戦する起業家や中小企業を総合的に支援します。
創業をめざす方に最適な創業準備デスクも空室あり!!
その他、創業段階に合わせたお部屋もありますのでご相談下さい。
(地下鉄 なかもず駅・南海電鉄 中百舌鳥駅すぐ)
問い合わせ TEL072-240-3775
http://www.s-cube.biz