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アセアンフォトコンテスト2023
~アセアン諸国の魅力を大募集~

令和4年度の最優秀賞 「ちびっこ達Little Novices」(ミャンマー)令和4年度の最優秀賞 「ちびっこ達Little Novices」(ミャンマー)

 アセアン諸国の魅力的な場面を撮影した写真を募集します。撮影時期は問いません。これまでにアセアン諸国を訪ねた時のお気に入りの写真やとっておきの写真をご応募ください。
 アセアン加盟国(ブルネイ、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム)の風景や人物、歴史・文化など、各国の魅力が発信できる写真を募集しています。なお、自宅等で作ったアセアン料理など、日本国内で撮影したアセアンを感じることができる写真も応募できます。
 応募者本人が撮影した未発表のオリジナル作品に限ります。満18歳以上、プロ・アマチュア不問、1人1作品のみ応募可。JPEG/PNG形式のいずれか、2200×1600ピクセル以上、10MB未満。電子データでの受付のみ(郵送は不可)。
 入賞作品を含む50作品程度が、10月17日㈫から10月30日㈪正午まで、堺市役所高層館1階エントランスホールにて展示されます。
・応募締切
 8月4日㈮午後5時
・各賞
最優秀賞(1点)
堺ゆかりの品【総額3万円相当】刃物、お香、和晒し製品、ジャム等
優秀賞(2点)
堺ゆかりの品【総額1万円相当】ペティナイフ、和晒し製品、ジャム等
優良賞(7点)
堺ゆかりの品【総額3千円相当】爪切り、お香、ジャム等
 入賞の発送は国内のみ。
・応募方法
堺市電子申請システムにて必要事項を入力の上、ご応募ください。
・詳しくは堺市ホームページをご覧ください。

堺市 ホームページ堺市 ホームページ

・問い合せ
堺・アセアン交流促進委員会事務局
(堺市文化観光局文化国際部国際課内)
電話 072―222―7343


夏季特別展
学芸員による展示解説実施
小林美術館

 私立美術館として親しまれている小林美術館では、9月10日㈰まで、ヨーロッパ絵画の影響を受けた日本人画家の作品が揃う、夏季特別展「ヨーロッパに憧れて 日本の画家たちの夢」が開催中。会期中、様々な関連イベントも開催される。
・学芸員による展示解説
7月5日、9日、15日、30日
8月3日、11日、
15日、20日、26日、29日
9月3日、7日
※各日14時から、入館料のみで参加可
小学生・中学生
無料ご招待
7月21日~8月20日
対象は小学生・中学生
※お子様2名につき1名以上の保護者(成人・有料)の方の同伴が必要。

東郷青児「明眸」
©Sompo Museum of Art, 23003東郷青児「明眸」
©Sompo Museum of Art, 23003

小林美術館
高石市羽衣2丁目2番30号(南海本線羽衣駅・JR東羽衣駅より北西へ徒歩約4分、阪堺電車浜寺駅前駅より南西へ徒歩約8分)
開館 10時~17時(入館受付は16時30分まで)
月曜休館(祝日の場合は翌平日)
入館料 大人1000円、高校・大学生600円、小・中学生300円
※10名以上の団体は2割引、着物の方は1割引
TEL
072―262―2600
https//www.kobayashi-bijutsu.com


書評

伊藤俊幸
『参謀の教科書―才能はいらない。あなたにもできる会社も上司も動かす仕事術』
(双葉社、令和5年4月)

 25年前のリムパック(環太平洋合同演習)においてアメリカ主力艦隊を潜水艦1隻で全滅させた伝説の艦長で、大学教授まで務めている著者を、読者は挫折知らず人生のエリート海上自衛官と思うかもしれない。実際には防衛大学校4年次に不注意からの大ケガで留年し、1年遅れで自衛隊人生をスタートした著者が、「ちょっとひと手間をかけて、人・もの・ことから逃げずに向かい合う」ことをモットーとした34年間のエッセンスを惜し気なく伝えてくれるのが本書である。
 第1章〈参謀は「最強の部下」である〉では、リーダーシップに加えて、組織全体の力を引き出すために必要な、「リーダーの手足、プラス頭(上司にとってのもうひとつの脳)」としての参謀のフォロワーシップという概念が紹介されている。ここでは参謀は「協働者」=「組織に対する貢献力があり、なおかつ組織に対して批判力のある人物」とされ、著者も現役時代に「破壊者」の部下を「協働者」に変えてきたという。
 第2章〈提案力/基礎編 科学的思考をしよう〉では、レイテ沖海戦での栗田艦隊「謎の反転」の事例が目を惹くであろう。「そもそも会社はなにを求めているのだろう?」という視点の抜けた現場の暴走の危険性を解き、「栗田艦隊は全滅する覚悟でレイテ湾に突入する必要があった」とする著者の所論からは、目的をもった組織に共通するシビアさを考えさせられる。
 第3章〈提案力/応用編 最高のブレーンを目指す〉では、現状で満足せず問題意識を強くもつことこそ卓越したアイデアを生み出すとするが、呉地方総監時代の著者が(評者も今その恩恵に浴している)海自カレーをヒットさせた経験を踏まえたものである。
 とはいえ、新しい提案や反論を出すだけではいけないことが、第4章〈対人力 組織で活かされるには「礼節」が必要〉から分かる。防大の学生綱領「廉恥、真勇、礼節」の特に「礼節」が参謀には重要で、敬意をもった提案で上司の信頼を勝ち取り「ボス・マネジメント」へと昇華させる心構えの土台となる。
 第5章〈危機管理能力 プランとプランニング〉では、リスク・アセスメント(特定/分析/評価)を行ったうえで対応策(回避/低減/移転/保持)を選択するリスク・マネジメントから、「事前準備」「適時判断」を伴う危機管理(クライシス・マネジメント)へつなげる道筋が示されている。
 とはいえ、真の参謀とはフォロワーシップだけではないことをもって本書を総括しているのが、第6章〈正しい参謀がよきリーダーになる〉である。フォロワー兼リーダーとして、部下の発達ステージを捉えつつ、メンバーへの奉仕・支援を通じて組織を動かす「サーバントリーダーシップ」を重視し、戦前の海軍「五省」よろしく内省を続けるリーダーであるべきとする。
 一般企業でも、ひとたび運用を誤れば国家の存亡に関わる自衛隊から学ぶことは多い。

日本経済大学准教授
久野 潤


風鈴まつり
鈴の宮 蜂田神社

=写真=

 鈴の宮 蜂田神社で夏の恒例行事「風鈴まつり」が開催される。
 今年で9回目となる祭りには、地元住民や地域の企業、小学校・こども園の子どもたちにより絵付けされたものなど、約1300の風鈴が境内に吊るされ、涼しい音色を奏でている。=写真=
 毎年、奈良、兵庫、和歌山、京都、滋賀など近畿一円から多くの見学者が訪れ音色を楽しみながら、日本の夏の風情に触れる。
 八田荘校区では、まちづくり支援事業を活用、地域の歴史や文化に触れることで、地域への愛着や誇りを持つことを目的に同校区歴史文化発見事業を実施しており、この風鈴まつりはその一つ。
 別名「鈴の宮」と呼ばれる蜂田神社。毎年の節分祭に占土鈴12個を作り神前に供え、鈴音の良し悪しでその年の吉凶を占ったという古事に由来する。
「風鈴まつり」
7月1日~8月31日
鈴の宮 蜂田神社
堺市中区八田寺町524
(深井駅より南海バス鈴の宮団地東口停徒歩3分)
TEL・FAX
072―271―1355


堺市種目別優勝大会
なぎなた競技の部

=写真=

 なぎなた競技の技術向上と親睦を図る、第93回堺市種目別優勝大会「なぎなた競技」(大会会長 加藤浩輔)の部が6月11日、堺市立初芝体育館(東区)で開催された。 =写真=
 主催 堺市教育委員会・堺体育協会、主管は一般財団法人 堺市なぎなた連盟。各部入賞者は次のとおり。
演技の部
▽基本の部 優勝 成澤小萩、2位 鶴野はるひ、3位 橋爪舞▽小学生演技の部 優勝 藤木志保子・中山結人、2位 福本多希・壁野知聖、3位 戎岡茉冬・衣笠琴子▽中学生演技の部 優勝 駒井志穂梨・和泉咲良、2位 石橋果歩・松本羽菜、3位 山嵜凛子・原怜子▽高校生演技の部 優勝 森田彩稀・西内葵衣、2位 布内惺・長田かえで、3位 岡本優歩・江藤晴菜▽段外演技の部 優勝 後藤順子・森拓也、2位 篠本美香・栗田順子、3位 山品有紀・大和美穂▽有段演技の部 優勝 山嵜順子・澤近聖菜、2位 木本美雪・仕合洋子、3位 井原千尋・村井美香
試合の部
▽低学年試合の部 優勝 藤木志保子、2位 風間詠希、3位 光成建人▽高学年試合の部 優勝 漆原三葵、2位 壁野知聖、3位 中山結人▽中学生試合の部 優勝 駒井志穗梨、2位 勝間木風、3位 市橋真結▽高校生試合の部 優勝 藤原澄香、2位 長谷川諒佳、3位 光森奏音▽段外試合の部 優勝 篠本美香、2位 大和美穂、3位 後藤順子▽初二段試合の部 優勝 上田明依、2位 志智直子、3位 三枝阿加子▽三四段試合の部 優勝 澤近聖菜、2位 村井美香、3位 木本美雪▽男子試合の部 優勝 志智朋貴、大槻春助、岡内聡明