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堺市では、世界遺産である古墳群を空から楽しめる新たな体験「おおさか堺バルーン」が、10月4日から大仙公園で運行開始する。令和5年に運行開始する直前に気球からヘリウムガスが漏れて延期となっていたが、世界40か国以上で採用されているフランス製の気球設備に一新し、運行が可能となった。
都市部でのガス気球の運行は日本で初めてであり、地上約100mから堺の街並みや仁徳天皇陵古墳をはじめとする古墳群の雄大さを体感することができる。
最大定員は30名で、営業時間は午前10時から午後6時。原則年中無休で運行するが、天候により運休する場合がある。料金は大人4,200円、こども3,000円(堺市民の場合、大人3,200円、こども2,200円)。10月1日より「おおさか堺バルーン」ホームページ(https://osaka-sakai-balloon.com)で搭乗予約の受付を開始する。
今月4日スタートする気球のイメージ
生涯現役 心に響くテノールを聞かせる(前回からの続き)ヴェルディ国立音楽院では劇場歌手養成コースに在籍してオペラを学び、身元引受をして頂いた先生の元では発声を中心としたオペラと、その基本となるイタリアの声、輝かしい高音を重点的に学んだ。それは日本で学んだ全てを否定するものとなった。私は本物の声と高音を身に付けたい一心から学べば学ぶほど地獄に落ちた。それを見かねたイタリア人歌手が他のテノールの先生を、私は発声の在り方の異なった二人のマエストロから、二人の良いところを学び吸収してと懸命だった。だが二人のマエストロのもとで学ぶことから今日はA方式、明日はB方式、次はA方式と、自分の声の在り方を日によって変えなければならなかった現実に気づき「二兎を追うものは」、結局、最初のマエストロのもとに帰り「一つの道と一つの方法で」苦節の末、地獄から一筋の光を見つけた。
私たちのアパートの近くに、ヴェルディの遺産で造った音楽家のための養老院 「カーザ・ヴェルディ」 があった。毎月末に開催されるオペラコンサートで、ある日養老院在住の80歳前後と思える老テノール歌手が、よたよたと舞台に登場して、オペラのアリアを胸を張って高らかに高音を歌い切った。当時の日本のオペラ界は、加齢に比例して高音が歌えなくなって早々に引退して教師となることが一般的だった。この驚きの事実から「声の老化を防ぐ発声は高音にあり」 と、オペラ歌手である限り、高音は生涯学び進化させ続けなければならない永遠の課題と確信した。(次回に続く)
田中公道・テノール(Kohdo Tanaka)
2024年 世界を駆ける87歳のオペラ歌手テノールリサイタルを帝国ホテル大阪や米子市公会堂など12都市で40回開催後8月から23回目の南米公演ツアー開催。
中国全土の主要大学を延べ70大学、16芸術団で1,247人の教師と学生の声楽指導で22大学から名誉教授、客座教授の聘書を受ける。
中日文化交流国際賞、邯鄲市文化大使、ブラジル/カルロス・ゴメス・メダル章、カンピーナス市議会・文化功労賞、サンパウロ州 立法議会・文化章、ブラジル―日本移民110周年・笠戸丸章、石見銀山文化賞、外務大臣表彰など99回の受賞歴。
海外イヴェント1,095回、内外で約2,650回の公演数を重ねる。
NPO法人関西音楽人クラブ スペシャル企画プラチナ・コンサート
~輝きは色褪せす~
クラシック音楽界を支え続けているベテラン勢が揃う「プラチナコンサート」に田中公道氏の出演が決まった。出演者の平均年齢は83・5歳、長年培ってきた円熟のステージをお楽しみ下さい。
日時 10月23日㈭18時30分開演(18時開場)
場所 兵庫県立芸術文化センター神戸女学院 小ホール(阪急西宮北口駅、南改札から連絡通路にて直結)
料金 4500円(前売4000円)ローチケなどで発売中
主催 NPO法人関西音楽人クラブ
マネジメント 大阪アーティスト協会
詳しくは大阪アーティスト協会(06―6135―0503)まで
7月1日 石垣市 6名
・保育士確保対策について
・パークマネジメントの推進について
7月2日 前橋市 11名
・堺市総合防災センターについて
7月3日 呉市 4名
・潜在休職女性を地域の中小企業とつなげる取り組みについて
7月8日 豊田市 3名
・ドライブレコーダー映像を消防活動に活用する共同実証実験について

第128回無縁物故者慰霊祭が秋分の日の9月23日、堺区の大阪ベイプラザホテルでしめやかに営まれた。=写真=
この慰霊祭は、一人寂しくこの世を去った人々の霊を慰めるため、故 加藤均 新生社前代表取締役社長が発願し、60年以上にわたり毎年春秋の彼岸に行われてきた。これまでに祀られた御霊は335柱に及ぶ。
当日は加藤浩輔祭主が「無縁物故者の御霊がいつまでも安らかでありますよう、生ある限りこの法要を続けてまいります」と霊前に誓った。
一般参列も受け付けられ、本光寺の足立英修住職、養寿寺 足立英彰住職による読経のもと、参列者はそれぞれ献花を手向け、物故者の冥福を祈った。
これを描いている9月後半、朝の家事が終る頃、全身汗まみれ、本当に暑い! 着替え後は、冷房のきいた室で、一日中過ごす毎日、健康な生活にはほど遠い。スケッチにいかなければいけないけど、熱中症が怖いので、以前描いたスケッチの中から、大仙公園の日本庭園が目に涼し気なので選ぶ。人の気配がすると、スーと寄ってくる、白・赤・黒の鯉たちが、緑・緑した水面を泳ぎ、ゆらぐ水が美しくて、風にも水面が揺れるので。作り出される水の模様に見とれてしまいます。自然の美しさを写し描いてはいますが、この暑い気温が、地球の自然を壊してしまうのでは、と心配しています。でも、その時代にあった自然が有り、美しいと思える景色となっているのでしょう。人が美しいと感じる感じ方がその時代によって変わってしまうのかも。
今年の秋は、美しい紅葉となるのでしょうか。年々遠出が面度になって、出かけなくなった。私が心配してもしかたありませんが、人々が楽しそうににしている姿を、映像でみると、幸せな気持になります。それでもいいのです。「秋」まってるよ―。
筆者は本年8月2日、長野県上田市の山家神社境内に鎮座する真田神社の例大祭に参列した。「真田氏発祥の地」真田町で大国主の神・伊邪那美の神・菊理媛の神を祀る山家神社は中世以降真田氏代々の崇敬深く、慶長5年(1600)関ヶ原の戦いの際の第二次上田合戦(徳川秀忠軍による上田城攻め)の兵火で全焼したが、戦後上田藩主となった真田信幸により再建された。境内社の真田神社には真田幸隆・真田昌幸・真田信幸・真田幸村4柱に加え、英霊として地元出身戦没者149柱が合祀されている。
なお、同じ上田市の上田城跡公園内にも、やはり真田家歴代が祀られる眞田神社が鎮座している。こちらは江戸時代に真田氏・仙石氏ののち幕末まで上田藩主を務めた、伊賀守流藤井松平家の初代とされる松平忠晴(藤井松平家最初の上田藩主 松平忠周の父)や二代目忠昭(忠周の異母兄)そして忠周を御祭神として、旧上田藩士らにより明治12年(1879)松平神社として創建されたもの。藤井松平家は、徳川家康の曽祖父 松平信忠の弟利長の子孫にあたる家系である。松平神社には昭和28年(1953)真田氏・仙石氏・松平氏の歴代全城主が合祀され、上田神社ついで眞田神社と改称されて現在に至っている。
さて真田町に話を戻すと、町内廣山寺境内の英霊殿では、本原地区(旧小県郡本原村)出身の戦没者122名が祀られていた。同殿の建物は、地元の本原小学校にあった奉安殿(戦前日本で天皇皇后両陛下の御真影や教育勅語を保管)が移設されたものである。こちらの祭神がこの度、山家神社境内に遷座され、真田神社祭神の旧長村出身戦没者と併せて真田照今殿が新たに創建される運びとなった。以前の回で触れた指定外護国神社(各道府県メインの護国神社以外で殉難者・戦没者を祀る社祠)のひとつといえるが、建造物の護持や祭祀の存続は現代日本の課題である。