令和7年12月17日、堺市西区鳳中町で、走行中の訪問診療車両内で、50歳代の男性運転手が突然心肺停止状態に陥る事案が発生した。
同乗者が異変に気付き、安全に車両を停車させたうえで胸骨圧迫を開始するとともに、居合わせた通行人が119番通報を行った。さらに、別の同乗者がAED確保のために近隣施設へ協力を求めたところ、施設職員の千葉氏が、約150メートル先の「まちかどAED」登録施設「ウエルシア堺鳳中町店」にAEDが設置されていることを把握しており、速やかにAEDを搬送した。
その間も胸骨圧迫は継続され、救急隊到着後に電気ショックが実施された。その後、藤本氏らが乗るドクターカーも到着し、男性は呼吸及び心拍が再開、病院へ搬送され、後日、後遺症なく退院し社会復帰した。
この一連の迅速かつ的確な救命活動の功績をたたえ、4月24日、西消防署の横田雅幸署長から救命活動協力者および協力事業所に感謝状が贈呈された。市民一人ひとりの勇気ある行動と「まちかどAED」の活用が尊い命を救った。
まちかどAED
堺市消防局では、まちかど救急ステーション事業として管内にあるAEDを有効活用するため、近くでAEDを必要とする緊急事態が発生した場合、AEDの貸出にご協力いただける事業所などを「まちかどAED」として登録し、Googleマップ(マイマップ)に公開しています。また、登録情報は消防指令センターでも把握していますので、119番通報受信時に、状況に応じて通報者の近くにある「まちかどAED」の場所を情報提供することができます。令和8年5月1日㈮現在、堺市消防局管内に2,651施設、2,825台のAEDが登録されている。
【まちかどAEDホームページ(まちかどAEDマップ)】
https://www.city.sakai.lg.jp/kurashi/bosai/shobo/shimin/kyukyu/AED/index.html

堺市西消防署で感謝状贈呈式が行われた
熱中症は夏本番前から予防が大切です。暑さに慣れるには、個人差もありますが、2週間程度かかります。
日常生活のなかで、無理のない範囲の運動や入浴で汗をかくことが大切です。汗をかいたあとは、水分や塩分の補給も忘れずに行いましょう。
救急要請の注意点
顔半分が動きにくい、胸や背中の突然の激痛、突然の激しい頭痛、こんな症状の時は急いで119番通報し、救急車を要請してください。
急な病気やケガなどで、「病院に行ったほうがいいのか」、「救急車を呼べばいいのか」など、判断に迷ったときは、下記「救急安心センターおおさか」をご利用ください。
連絡先
救急安心センターおおさか
「#7119」
または「06―6582―7119」
(24時間365日対応)


平成15年の「取得価格30万円未満の資産は全額経費に」といわれていた制度が、今回、令和8年度税制改正により取得価格の基準額が「40万円未満」に引き上げられた。一方従業員数の要件として「常時使用する従業員」は400人(今までは500人)を超える事業者は適用対象外という厳しい基準が設定された。「常時使用する従業員」にはパートやアルバイトの非正規雇用も含まれるので繁忙期にはくれぐれもご注意が必要かと。尚、役員は除かれるという事である。
改正法の施行日は令和8年4月1日からであり、施行日前の取得については旧基準(30万円未満)が適用される。
事業年度途中において令和8年4月1日を含む事業者は同一事業年度内で2つの基準が混在する場合もあるからそのご判断を見誤らないようご注意の程を。
次に見落としがちな点を挙げてみる。
(一)取得価格には据え付け費用、設定費用等も取得価格に含む。
細かくは購入代金に引取運賃・据付費・試運転費なども含まれる。
(二)消費税の経理方式の選択により取得金額が変わる。
税込みか税抜きにより取得価格が決定する。
(三)セット物購入の場合。
個々の単価で判定するか、セット全体で「一個の資産」として判定するかは悩ましいところであるが税務調査の時に否認されないようにご注意を。
(四)年間取得合計300万円は据え置き。
この場合、事業年度早めに40万円未満の資産を購入し、年度後半に一括償却資産の購入計画をたてるなどして制度の組み合わせての計画を講じて節税効果を最大化すること等が良策でなかろうか。
(五)今まで通り、即時償却後にも地方税の償却資産税の申告が必要。
法人税・所得税において即時償却しても地方税である償却資産税の申告義務は必要である。
尚、この制度を利用可能対象者は青色申告者で損金経理しており、別表16(7)を添付し、年間の上限額が300万円迄の者であること。
また適用期限は令和11年3月31日までの時限措置として延長された。
ご不明な点は管轄の税務当局にてご確語の程を。
税理士 大西 正芳