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3月20日、堺の歴史と文化を多様な角度から楽しめる『さかい利晶の杜』がオープンした。 さかい利晶の杜 |
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野 村 亜紀子 |
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旧市立堺病院跡地に「さかい利晶の杜」がオープンした。千利休と与謝野晶子を拝した名称と共に、二人の人物像と、堺の歴史文化を紹介する。施設は、茶の湯館・茶の湯体験・与謝野晶子記念館・観光案内展示室が有り、敷地内には、スターバックスと梅の花の飲食店と広い駐車場が設っている。新しい観光スポットとなるでしょう。 |
記録映像「巨大組織陸軍*\走のメカニズム」を見ながら昭和史を学び、考え、語り合う。戦争体験者から戦時中の話を聞きながら歴史を学ぶ。4月11日、11時から堺市立東文化会館で。直接会場へ。問い合わせは昭和の庶民史を語る会(072―236―3357)まで。 「幻燈で見る懐かしい大阪の明治・大正・昭和の建築3」 が4月18日、11時から堺市立東図書館で開催。「震災20周年を忘れない為に、当時の現場での建築を見ながら、避けられない大震災について考えてみたいと思います」と講師・明治建築研究会代表柴田正己氏は語る。 |
店舗の軒先や空き店舗を活用したイベント。手作りオリジナル商品、雑貨の販売など。 4月19日(日)10時〜15時30分(毎月第3日曜日開催)、堺東商店街で。主催は堺銀座南商店街、堺東駅前商店街、堺東商店街(後援 堺市、協力 そや堺ええ街つくり隊)。 |
堺市博物館ではベトナム・チャンパ(原ビンディン省付近)で作られた四耳壺の破片を堺区熊野町東での発掘調査の中で確認、国内の発掘調査では初めてとなる。日本から朱印船がチャンパへ渡航は文献資料のみで知られていたがこれによりチャンパとの貿易・交流が具体的に裏付けられた。17片に割れているが口縁部から底部まで残り、全体像の復元も可能だという。この四耳壺の破片は開催中の企画展「タイの古陶磁V―アユタヤ王朝とミャンマーの優品―」の中で展示されている。4月19日まで。 堺市博物館 |
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3月21日、「第百七回無縁物故者慰霊祭」がホテルサンルート堺(堺区)でしめやかに営まれた。 同慰霊祭は生前、社会のため尽力されたにもかかわらず、看取られる縁者や知人もおられず、この世を去られた方々の霊を慰めようと、叶V生社代表取締役、加藤均氏が祭主となり、毎年春分の日、秋分の日に執り行われており、今回で百七回目を数え、祀られる御霊は三百三十三柱にのぼっている。 当日は、八田荘老人ホーム、福生会老人ホームの方々をはじめ、行政関係者、一般参列者など約300人が本光寺、風間寺、妙法寺、法輪寺、本源院の住職、副住職による読経のもと献花を行い、御霊の冥福を祈っていた。 加藤均祭主は「私の生ある限り、この慰霊祭を執り行い続けることをお誓い申し上げます。そして、子どもから若者、長寿の皆様が安心して健康で天寿をまっとうできるような社会を築くため、生涯努力してまいります。どうぞ安らかにお眠りください」と追悼の言葉を捧げた。 |
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