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大阪労災病院(田内 潤院長・堺市北区長曽根町1179―3)で『看護の日』を記念した「看護週間行事」が5月10日㈬から12日㈭まで開催される。 看護協会のテーマは「看護の心をみんなの心に」。様々な行事を通して看護や医療を考える機会となっている。健康相談や医学文化教室など地域の方も参加できる行事も開かれ、広く参加が呼びかけられている。問い合わせは同病院(072―252―3561)まで。 |
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大阪労災病院 平成29年度 看護週間行事 |
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「~名曲を 日時 4月14日㈮ |
日本画・洋画・版画・きり絵・彫刻・造形 日時 4月3日㈪~9日㈰ 10時~18時(初日は12時から、最終日は17時まで) 場所 高槻市立生涯学習センター(大阪府高槻市桃園町2―1) 主催 大阪府美術家協会 ※本紙連載中「堺町並みスケッチ」の野村亜紀子氏の作品も展示されます |
普段は非公開の文化財などが一般に公開される「春季堺文化財特別公開」が4月1・2日、8・9日(9時30分~16時30分)に開催される。特別企画として妙國寺での堺親善大使・旭堂南陵氏による講談(8日)や夜間ライトアップコンサート(2日)なども行われる。 |
野 村 亜紀子 |
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最近テレビで、バブルの頃の映像を見ましたが、もう遠い昔の事、爆買の中国人を話題にしていますが、当時、日本人も世界中に行きブランド物を爆買していたのです。残念ながら我が家は職人仕事の為、収入は変わらず、子育真っ最中で外出もままならない間に通り過ぎ、その後のオイルショックも世間では生活用品の買い占めで店に商品が無くなったけれど、物の無い時代に育った者として、無ければ無い工夫で何ひとつ買い貯めないまま通り過ぎてしまいました。過去の出来事というのは、遠い昔に思えなくて、若い人達との会話の中で「えー、知りません。」の言葉に永く生きている年寄りなのだと実感し残り少ない人生だと思わずにいられないのです。 |
新連載 Kei's河内氏語る |
堺を拠点に世界的な緑化活動を精力的に続ける株式会社Kei'sの代表取締役 河内進氏が、その活動と想いを綴るコラムです。ご期待ください。 |
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『私は世界中の緑を元気いっぱいにしたい』という想いから18年前に造園会社〝株式会社 Kei's〟を設立しました。 株式会社Kei's 造園・施工・管理 |
「第百十一回無縁物故者慰霊祭」が3月20日、サンスクエア堺(堺区)でしめやかに営まれた。 |
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「終戦のとき」(五) |
電話局も業務用の電話はほとんどかかってこない、疎開先から家族にかかってくる電話ばかりなので主任に入営前の吉林へ帰りたいと言い止めさせてもらうことになったが、いつまでも軍服のままでいるわけにもいかないので、満鉄の制服と社員の身分証がほしいとお願いすると支給して頂いた。これが後々生きていくための保証となった。吉林行きの準備をしているとき、満鉄から「ロシア軍の第一線部隊が本国へ帰還する列車の編成をしてほしい」との要請が入った。私たちの専門は通信だが鉄道運行に関する仕事を全て受けていた。実行した事はなかったが仕事をする人がいなければ列車の編成ができない。仕方がないのでおそるおそる手旗を振り、機関車の先頭に乗って、どうにか貨車列車の編成にする事ができた。ロシア軍の第一戦部隊が国へ帰る。それは引越し列車のようであった。壊れたベッドや机、あらゆる家具が山積みになっている。なんとその部隊は手の甲に番号の刺青が入った囚人部隊であった。侵入してきた時、見るもの・触るもの全てが珍しいらしく取り上げようとした。 |
江副 良治(90歳) |