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羽衣国際大学(堺市西区浜寺南町)は、6月14日、ベトナム社会主義共和国のダナン市で、国立ダナン大学と基本連携協定(MOU)を締結した。羽衣国際大学は2002年の開学以来、積極的な留学生の受け入れと日本人学生の海外研修・留学に注力し、2017年度には国際的大学評価機関(Times Higher Education)より「国際性」分野で日本の777大学中43位に位置付けられている。 |
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調印式後は、ダナン大学の前総長であるナム氏にも加わり、同氏が今後の両大学の連携に引き続き協力していくことが決まった。 基本協定では、教育面、学術面における学生交流、教職員交流の促進が謳われ、特に日本語を学ぶダナン大学の学生、ベトナム語を学ぶ羽衣国際大学の学生の短期、長期を含む交流を具体化することが確認された。 吉村学長の今回の協定に寄せるコメントは以下の通り。 「本学の開学以来の協定校であるダナン大学と、今回無事基本協定を改定できた事を大変嬉しく思います。今回の調印式では加藤均先生にもご列席賜り、また前総長のナム先生にもお目にかかることができ大変有意義なものとなりました。今回の改定を機に、両校で学生や教職員の交流プログラムが具体化することを期待しています」 |
産業の発展、地域経済の活性化及び溶接技術の向上・伝承を進める設立90周年を迎えた堺溶接工業協会の「第90回定時総会」がホテル・アゴーラ リージェンシー堺(堺区)で開催された。 |
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続いて開かれた懇親会で辻川理事長は「人材育成、技術の伝承を進めながら、次の10年に向けて業界発展に尽くしたい」と挨拶を行った。 来賓として出席した竹山修身堺市長は「堺はものづくりのまち、溶接はその基盤となる技術です。次世代を担う人材の育成することが私たちの責務だと言える。協会と共に堺のものづくりを発展させたい」と祝辞を述べた。 その後、優良従業員として㈱三九工業の的場将英氏が表彰を受けた。 |
米朝首脳会談が終了し、成果について賛否両論の議論が展開されています。トランプ大統領は「北朝鮮の安全の保証」の約束を、金正恩委員長は「朝鮮半島の完全な非核化」に向けた「堅固でゆるぎない約束」を再確認し、次の4項目が合意されました。 ①平和と繁栄にむけた両国民の要望に基づき、新両国関係確立を約束。②朝鮮半島の継続的で安定した平和体制建設の共同の努力。③四月二十七日のパンムンジョン宣言を再確認し、「北朝鮮」は「朝鮮半島の完全な非核化」に向け働くことを約束。④両国は朝鮮戦争における「米兵の戦時捕虜・行方不明者」の「遺骨回収と早期返還」を約束。 ご承知の通り、期待された「CVID(完全かつ検証可能な、付加逆位的な非核化)」のうち「完全」しか入っていないとして、日米マスコミなどが「政治ショー」と非難しています。ただ、「非核化したら和解」としてきた米国が「和解したら非核化」とする北朝鮮の条件に乗ることで、取引したともいえるのでしょう。 「対話を継続している間の米韓合同軍事演習の中止」もその取引の一つです。北朝鮮は一九九一年以来、非核化を五回約束していますが、いずれも対話を一方的に中断することで、約束を反故にしてきました。ですから、「対話を継続している間」との条件を付けて、北朝鮮の本気度を確認しているのです。米韓合同軍事演習は、いつでも再開できますし、そもそも戦車や航空機が弾薬を撃ち込む訓練は個別の訓練でできることで、図上演習にこそ価値があるのです。また、これまでのところ「在韓米軍の撤退」も、トランプ大統領は記者会見で持論を展開しましたが、首脳会談の合意にはなっていません。 自衛隊では「信用(信じて用いる)」と「信頼{信じて頼る}」を区別して使う方がいらっしゃいます。トランプ大統領としては、「金委員長は米国と一緒に非核化に取り組める人間」と、とりあえず「信用」し、「信じて使ってみよう」といったところでしょう。安全保障上は、具体的行動が見えるまでは、日本としてバタバタする必要はないのです。 |