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インフルエンザ・溶連菌(溶結性連鎖球菌)の次はロタウイルス

2種類の紫外線で除菌と脱臭のW効果

オゾン発生装置「グリーンメイト」

一般家庭はもちろん、オフィスでも高い効果を発揮一般家庭はもちろん、オフィスでも高い効果を発揮

 2月に入り受験や就職活動と大事な時期にインフルエンザや溶連菌・ノロウイルス感染症のピークを迎え、家庭や学校では様々な対応が必要とされる中、ロタウイルス感染症の発症も全国に見受けられる。
 インフルエンザ・溶連菌は呼吸器感染症で38度以上の発熱や頭痛、のどの痛みのほか肺炎を引き起こすこともあり、注意が必要とされている。ノロウイルス・ロタウイルスは感染症胃腸炎に分類され、ロタウイルスは急性胃腸炎の代表的なもので乳幼児が罹患した場合、39度の発熱と下痢や嘔吐で脱水症状が重症化し、けいれんや脳症などの合併症を引き起こす恐れがある。感染力は非常に強く、乳幼児や高齢者等の集団生活施設では知らずに感染するケースが多くある。
 株式会社旭東が開発したオゾン発生装置「グリーンメイト」は紫外線の『殺菌線』で浮遊している菌・ウイルスを不活化し同時に放射する『オゾン発生線』から生成されるオゾンで壁に付着した菌・ウイルスも不活化、更に臭いの元まで酸化分解することができる。
 オゾンはフッ素に次いで酸化作用の高い物質で、塩素の約5倍の酸化力を有する。また、時間経過で酸素に戻るため残留性もなく安全。
 オゾンの安全性(濃度)や除菌脱臭効果について各公的機関でエビデンスを取得しており、手洗いだけでは避けられない感染症の対策として医療、介護、保育施設などに多く導入されている。
 また、この時期から春先にかけて流行りだす花粉症には、花粉に含まれるアレルゲンを分解することで目のかゆみ・くしゃみ等の症状を軽減することが出来る。
【グリーンメイト】に関するお問い合わせは
株式会社旭東
〒544―0015
大阪市生野区巽南4丁目6番23号
TEL
06―6791―1575
FAX
06―6791―2925
https://green-mate.jp/

医療、介護、保育施設などに多く導入されている医療、介護、保育施設などに多く導入されている

“堺の建物”
堺 町並み スケッチ(287)
野 村 亜紀子

堺の建物

 年頭早々、能登半島地震によって建物が崩壊し、被災者の方々の復興。犠牲者の方々への御冥福を祈ります。倒壊した木造の屋根や、木で出来た壁面の美しさから、能登の町並が想像されます。この地は一度、スケッチに行っていますが、満足いくほど描いていません。海外旅行に何回か行った時、日本の風景が海外の人々から見れば、自然の色の変化と共に、白と黒と思われる建築物の美しさに気付くのでは無いかと思った事が有ります。30年ほど前、日本が世界の観光地になるとは思いもしませんでしたが。その頃私はヨーロッパの美しい、色彩豊かな街に魅了されてしまいました。久々、昔の堺の町家を描いてみました。この数年、私の住んでいる所は特に、古い建物が見る間に十階ぐらいのマンションに変わってしまいます。街の風景も目まぐるしく変わり、描いた風景が、違ってしまうのです。今の内にと思いますが、間に合いません。遠くに行かなくても、景色が変わるなんて、いいのかも? でも描きたくなるのでは――私が生あるうちに、どれほど変わるのでしょうね。


一度は泊まりたい「わたらせ温泉」

世界遺産 熊野古道を感じる旅を

 西日本最大級の大露天風呂、家族専用貸切露天風呂、自慢の季節を感じる美食グルメ、日頃の疲れをゆっくり癒せる宿、行き届いた充実のサービス、和歌山の「わたらせ温泉」。大阪から車で約4時間のゆとりの旅に出かけませんか。
 同ホテルを拠点に世界遺産に登録されている「熊野古道」を散策するための拠点にするのは最適。
 熊野古道の聖地、熊野本宮大社からわたらせ温泉は車で約10分。歩いても1時間。無料送迎サービスも行っており、熊野古道ウォーキング・散策を希望される方には最適の宿です。体力、経験に合わせたモデルコースの案内も行っている。
 毎日がんばる自分へのご褒美に、美しい風景を楽しみながら、ゆっくり流れる素敵な時間をお過ごし下さい。
国際観光旅館 渡瀬温泉
けやきの杜  わたらせ温泉 

ホテルささゆり
収容人数 156名(和洋室16室・和洋室デラックス4室・和洋特別室2室・和洋室バリアフリー2室・ツイン洋室6室)
ホテルやまゆり
収容人数 67名(和洋室1室・和室13室・和風ツイン

わたらせ温泉「やまゆり」
澄み渡る四季の情景。伝統的な和風造りの客室。高い天井が印象的なレストラン。
落ち着いた雰囲気の心和む空間と、季節の味覚を織りなす旬の料理で、訪れた方を心からおもてなす。わたらせ温泉「やまゆり」 澄み渡る四季の情景。伝統的な和風造りの客室。高い天井が印象的なレストラン。 落ち着いた雰囲気の心和む空間と、季節の味覚を織りなす旬の料理で、訪れた方を心からおもてなす。
=写真=

国防と神社(69)
軽巡洋艦「球磨」戦没から80年

日本経済大学准教授 久野 潤

 大東亜戦争中の昭和19年(1944)は、6月のマリアナ沖海戦では空母3隻、10月のレイテ沖海戦では実に空母4隻・戦艦3隻・重巡洋艦6隻・軽巡洋艦4隻・駆逐艦9隻が撃沈されるなど、多くの大日本帝国海軍の軍艦が喪われた。本年は、その昭和19年から80年の節目にあたる。
 昭和19年1月11日には、軽巡洋艦「球磨」がペナン島北西沖でイギリス潜水艦「タリホー」の雷撃を受け撃沈された。「球磨」の船体は平成16年(2004)にダイバーらにより発見され、平成26年には現地業者による鋼材転売目的の違法サルベージで無残な状況になったという。
 「球磨」型は日本最初の軽巡洋艦「天龍」型を大型化・高速化した5千5百トン型軽巡洋艦の先駆けとして計画され、佐世保海軍工廠で建造された一番艦「球磨」は、大正9年8月に竣工。大正11年11月12日付の『呉新聞』には、「我海軍の誇」なる連載記事で、「球磨」が以下の様に記されている。(漢字は現行書体に改め、適宜ルビを附記)


 
〈前 略〉
 此の快速艦の守護神として艦内に祀つてあるは熊本県の郷社市房山神宮で其の御神霊記には斯う記されてある。
一、祭神 創立大同二年十一月十五日(人皇五十一代平成天皇紀元一、四六七年)
天津彦あまつひこ火瓊々ほにに杵尊ぎのみこと
豊 玉 姫 命
火闌命ほのすそりのみこと、火明ほあかりの命此の両神は最も海に関し因縁深く海幸を司り賜ふ火明命は海幸により後に彦火々ひこほほ出見でみの命となり給ふ
〈後 略〉
  

 「球磨」の守護神すなわち艦内神社の分霊元が、市房山神宮だったということが分かる。この分霊元神社が戦後長らく不明であったのが、本記事と郷土史家の証言により判明したため、平成28年1月11日に初めて市房山神宮里宮神社(熊本県湯前町)境内忠魂社で戦没者慰霊祭が斎行された。艦内神社研究の御縁で参列の機会を得た筆者も、戦没80年の本年は3度目の参列となり、祭文を奏上させていただいている。令和元年には忠魂社附属の遺族会館内に、福田晃市SBI大学院大学講師らの尽力で軽巡洋艦球磨記念館が開館し、工藤宮司は「球磨と運命をともにした138人の無念の思いが時代を動かした」(『広報湯前』)と語る。