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4月26日、フェニーチェ堺 小ホールで、第20回ホイアン・日本文化交流まつり記念公演「ホイアン市の夕べ in 堺」が開催された。(主催 ホイアン市人民委員会・在大阪ベトナム社会主義共和国総領事館、共催 認定特定非営利活動法人 日越堺友好協会・特定非営利活動法人 堺国際交流協会、後援 堺市、協力 堺市・公益社団法人 堺観光コンベンション協会・堺商工会議所)
ベトナム南中部に位置するホイアン市は自然に恵まれた観光地で、伝統・文化的に魅力あふれる町でユネスコの世界文化遺産にも認定されている。朱印船貿易の時代、国際貿易都市として栄えた同市には多くの堺商人が移り住み、その当時ホイアンの地で亡くなった堺商人・具足家の墓は大切に守られている。
舞台公演では、竹笛やダン・バウの演奏、伝統舞踊、民族歌謡、ホイアン式ビンゴゲームなどが披露された。
また、会場前にはホイアン市の美しい風景や独自の文化を紹介するパネルや映像、ランタン、工芸品などが展示され、来場者はベトナム、ホイアンの魅力を満喫していた。
イベントに合わせて来日したホイアン市党書記長 チャン・アイン氏は「今回の公演でホイアン市の文化と芸術をお届けすることで、両市の相互理解と友好関係がさらに深まることを期待しています」と話した。
議長 田渕和夫氏
堺市議会は5月15日、本会議において第89代議長に田渕和夫氏(公明党堺市議団、当選6回、67歳)、第94代副議長に札場泰司氏(大阪維新の会堺市議会議員団、当選3回、59歳)の就任を決定した。
田渕氏は副議長、産業環境委員会委員長、総務財政委員会委員長、建設委員会委員長、堺市監査委員などを歴任した。
札場氏は建設委員会委員長、産業環境委員会副委員長、市民人権委員会副委員長、健康福祉委員会副委員長、子どもと女性が輝く社会実現調査特別委員会副委員長などを歴任した。
3日㈪10時 本会議
終了後 各常任委員会
6日㈭10時 市民人権委員会
産業環境委員会
7日㈮10時 建設委員会
文教委員会
10日㈪10時 総務財政委員会
健康福祉委員会
12日㈬10時 議会運営委員会
14日㈮10時 本会議
議事の都合により日程などが変更される場合があります。
傍聴などの問い合わせは堺市議会事務局議事課(228―7812)まで。
四月二十日に海上自衛隊のヘリコプター二機が墜落した事故は、フライトレコーダーの解析から、飛行状態及び機体に異常を示すデータはなく、原因は二機の衝突であると結論付けられました。心からお悔やみ申し上げます。
ご承知の通り、北朝鮮の弾道ミサイル発射に対する破壊措置命令、中国海軍の東シナ海・尖閣周辺での活発な海洋活動への対応、ロシア海軍に対する警戒監視、アデン湾における海賊対処など、いまや海上自衛隊は「実任務」の遂行に多忙を極めています。護衛艦はヘリ一機を搭載して警戒・監視にあたっていますが、ヘリの運用は偵察飛行に使用する程度で、同じ空域に三機のヘリを同時に投入するオペレーションを行うことはありません。また、同盟国・同志国との共同訓練時の対潜訓練は、ソノブイオペレーションがメインのため、三機のへりがソーナードームを吊架して行う海自独自の訓練はなかなかできません。
そういった背景から、今回の事故は「実任務と訓練の整合」、すなわち「訓練管理」がうまくいっていないのでは、と考えざるをえません。たとえば、安全装置に頼らず「スキルを上げよ」という思想から、レーダーへの空中衝突防止装置は付与されていません。このような従来からある組織文化や思想も見直すべきなのでしょう。
これまでのような「訓練管理」ではなく、「訓練マネジメント」すべきなのです。明治時代に翻訳され、今でも「マネジメント」は「管理」と日本語訳されたままですが、英英辞典の定義は「the activity of controlling & organizing the work」です。「管理」以外に「仕事のための組織化」「業務のための整理」という意味があるのです。「特定の仕事や業務を効率的に行うための必要なリソース、プロセス、チームの構成を整える」従来通りの考え方に固執し、それを「管理」しているだけではだめな時代になったということなのです。
「マネジメント職」の日本語訳として「管理職」と課長以上を呼称しますが、「もっと自分で考えてよ」と思っている上司の方々が多いと思います。「経営せよ」とは言わないまでも「運営」くらいしてよ、といいたいですよね。そもそも「manage to do」は「なんとかする」、困難なことを「何とかやり遂げる」という意味なのですから。