次へ

除菌・脱臭器グリーンメイト
~ピュアオゾン(O3)の力~

 オゾンは自然環境にも存在している気体で、多く発生する森林や滝などで空気が澄んだように感じるのはオゾンの働きによるものです。オゾンは不安定物質で、30分程で酸素(O2)に戻るため残存しない安全な物質といわれています。

 

除菌・脱臭効果が実証
酸化力の強いオゾンは3つ酸素原子でなっており、その1つの原子がウイルスや菌などの物質と結びつくことで酸化分解する性質があります。
ウイルス・菌の細胞膜を溶解、核酸(DNA)破壊し、大腸菌や黄色ブドウ球菌などのバクテリアについても同じように働き、増殖を抑制します。
また、臭いの元となる分子に反応して水と二酸化炭素へ分解するので臭い戻りがなく空間の隅々まで作用します。
株式会社旭東(KYOKUTOU)が開発した空気除菌脱臭器「グリーンメイト」は低濃度オゾンでお子様やペットがいるご家庭でも安心してお使いいただけます。

 

害虫をオゾンで対策
気温が上昇し、ゴキブリやダニなどの害虫が活発に行動するようになり、燻蒸や殺虫スプレーなどの対策方法が沢山ある中で、オゾンを利用する方法が注目されています。
オゾンにはゴキブリやダニの忌避効果(集合フェロモンの分解)があり、周囲と情報交換が出来なくなることで集団生活が不可能となります。結果的に繁殖ができず、生存しづらい環境をつくり出すことが、各研究機関や大学で発表されています。
また、昨年から大量発生しているカメムシも集合フェロモンで集まることが知られており、グリーンメイトを購入いただいた方から『カメムシが寄らなくなった』『虫自体を見かけなくなった』など多数のお声をいただいています。
【グリーンメイト】に関するお問い合わせは
株式会社旭東
〒544―0015
大阪市生野区巽南4丁目6番23号
TEL
06―6791―1575
FAX
06―6791―2925
https://green-mate.jp/


脱臭、害虫対策にも絶大な効果あり脱臭、害虫対策にも絶大な効果あり

第47回 府美協春季展

日本画・洋画・きり絵・染色・立体造形

日時 6月10日㈪~14日㈮
(初日 13時から、最終日 16時まで)
場所 堺市役所エントランスホール
本紙連載中「堺町並みスケッチ」の野村亜紀子氏の作品も展示されます。
主催 大阪府美術家協会


“ゼロワンと風景と”
堺 町並み スケッチ(291)
野 村 亜紀子 

春の海(堺港)

 南海本線「堺駅」の前に有る〝内川〟に架かる、栄橋を渡った南北に通る道沿いに、レンガ建風の素敵なお店が有ります。介護用品専門の店です。開店当時近所に〝特別老人ホーム〟も出来、高齢社会を感じたものです。この建物が有る道は、70年ほど昔は川沿いに材木屋が軒を連ね、三角屋根の建物の前に製材された板が四角に組合わされ、大きな板が倉庫に立てかけられ、天干しされ、あたり一面、木の香りがただよっていたと記憶しています。当時の建物はほとんど無くなりましたが、出島あたりまで倉庫が並んでいたあの風景を描いてみたかったとつくづく思います。今、悪臭と黒い汚水だった川が、見違える程美しくなり、ボートが遊覧し、花見、ライトアップと、素敵になっています。あのゴミ・ゴミした昔の川を知る人が少なくなり、一つの歴史を伝える役目をしたいと思いますが、もうあの川を描く事は出来ない。日々、川の風景が変り、今の景色になり、今は二度と無い!一日として同じ景色は無い。空・木々・人々・建物を描く風景画はその時だけ! 次の日曜、クルーズに乗ります。川からの風景、楽しみです。


旬の食材 地元産品料理と
天然温泉をお楽しみください
わたらせ温泉

 世界遺産「熊野古道」にほど近い「けやきの杜  わたらせ温泉」。西日本最大級の源泉かけ流し「美人の湯」と言われる重曹泉の大露天風呂、家族専用貸切露天風呂が楽しめます。大自然の中で日々の疲れをゆっくり癒す安らぎの宿、きめ細やかで行き届いた充実のサービスがお客様を迎えます。
 そして、色とりどりの紀州・地元産品を中心とした自慢のグルメ。熊野牛ステーキ、くじらの刺身、新鮮な刺身、名産梅料理など、吟味された海と山の幸を満喫できる。
 大阪から車で約3時間、最高のひとときを提供します。
国際観光旅館 渡瀬温泉
けやきの杜  わたらせ温泉

ホテルささゆり 収容人数 156名
(和洋室16室・和洋室デラックス4室・和洋特別室2室・和洋室バリアフリー2室・ツイン洋室6室)
ホテルやまゆり 収容人数 67名(和洋室1室・和室13室・和風ツイン4室・洋室ツイン1室)
チェックイン 14時・チェックアウト 11時
無料駐車場 約200台
和歌山県田辺市本宮町渡瀬45―1
電話での予約・問い合わせ
0735―42―1185

温泉の後は、郷土料理と梅酒をどうぞ温泉の後は、郷土料理と梅酒をどうぞ


国防と神社 (73)

新1万円札の人物に崇敬された松平定信

日本経済大学准教授 久野 潤

 本年5月3日「憲法記念日」は、福島県白河市に鎮座する南湖神社の春季例大祭に参列した。南湖神社の祭神は、松平定信。教科書でもおなじみ、江戸時代に「寛政の改革」を行った人物で、第8代将軍徳川吉宗の孫にあたる白河藩主である。
 白河藩主松平定邦の養子となった定信が天明3年(1783)26歳で藩主に就任した当時は、天明の大飢饉まっただ中であった。定信は各地から米を大量に購入する政策をとって領民に施し、藩内で餓死者を一人も出さなかったという。
 老中田沼意次が失脚したのち、第11代将軍徳川家斉のもと天明7年、老中首座に就任した定信が着手した改革が、のち寛政の改革と呼ばれるようになった。祖父吉宗の享保の改革にならった倹約と緊縮政策による財政再建・綱紀粛正が知られるが、離村した農民を帰農させるなど農村復興も図られた。さらに、近海に来航するようになった列強諸国の脅威に備え、長崎に砲術稽古場、江戸郊外に大筒稽古場を設ける一方、自ら海防掛として伊豆・相模を巡検した。寛政の改革で創設され幕末まで継続された七分積金(積立金・備蓄米)の制度も、備蓄米まで売り払い〝貨幣経済を発展させた〟田沼意次の政策により、天明の大飢饉で全国数十万の餓死者が出たのを教訓としたものである。
 現在は田沼を近代資本主義の先駆けであるかのように評価する向きがあるが、「日本資本主義の父」渋沢栄一が崇敬したのは、定信の方であった。大正天皇御大礼記念として大正4年(1915)明治神宮創建が開始されたのに合わせ、白河でも定信を祭神とする神社創建の機運が高まり、渋沢栄一らの尽力で大正11年に南湖神社が鎮座。財界各方面からの奉賛に加え、七分積金(明治維新後に東京のインフラ整備等に使用)の残金の一部もあてられた。
 江戸時代における、享保・寛政・天保のいわゆる三大改革に共通するのは、浮ついた世相に対して農業を土台に日本精神へ回帰し、また対外的な危機意識のもと国防強化を図ったところである。現在の我々は、教科書のイメージや個人的な好き嫌い等で人物を評価しがちだが、本年7月3日から渋沢栄一1万円札が発行されるに臨んで、一考の機会としたい。