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百舌鳥・古市古墳群が世界遺産に登録されて、本年7月6日で5周年を迎える。
大阪が世界に誇る歴史遺産「百舌鳥・古市古墳群」の価値や魅力を次世代に継承していくため、堺市はこれからも古墳群の保全と更なる情報発信を行う。保全はこれまでの樹木伐採による墳丘の保全に加え、濠の水環境の改善にも取り組む。さらに、ガイダンス施設である百舌鳥古墳群ビジターセンターへの来訪を促し、毎年度開催している古墳サミットなどにより価値と魅力を発信していく。
なお、世界遺産登録5周年記念イベントが7月6日㈯と7日㈰の10時から17時まで、あべのハルカス近鉄本店2階ウエルカムガレリアにて開催される。(主催 百舌鳥・古市古墳群世界遺産保存活用会議(大阪府・堺市・羽曳野市・藤井寺市))お笑いコンビ・笑い飯のステージイベントや百舌鳥・古市古墳群の地元市である堺市・羽曳野市・藤井寺市の名産品ショップの出店など。また、古代衣装着用体験などのワークショップ(8階)、世界遺産登録関係者による座談会(14時~15時・17階)も開催予定で、楽しい催しが盛りだくさん。あらためて百舌鳥・古市古墳群にふれる機会となっている。入場無料。詳細はHP、または堺市文化観光局 歴史遺産活用部 世界遺産課(072―228―7014)まで。
https://www.mozu-furuichi.jp
アセアン諸国の魅力的な場面を撮影した写真を募集します。撮影時期は問いません。これまでにアセアン諸国を訪ねた時のお気に入りの写真やとっておきの写真をご応募ください。
アセアン加盟国(ブルネイ、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム)の風景や人物、歴史・文化など、各国の魅力が発信できる写真を募集しています。自宅等で作ったアセアン料理など、日本国内で撮影したアセアンを感じることができる写真も応募できます。
応募者本人が撮影した未発表のオリジナル作品に限ります。満18歳以上、プロ・アマチュア不問、1人1作品のみ応募可。JPEG/PNG形式のいずれか、2200×1600ピクセル以上、10MB未満。電子データでの受付のみ(郵送は不可)。
入賞作品を含む50作品程度を、10月22日㈫から11月4日(月・振休)まで、堺市役所高層館1階エントランスホールにて展示します。
・応募締切
8月31日㈯23時
・各賞
最優秀賞(1点)堺ゆかりの品【総額3万円相当】
優秀賞(2点)堺ゆかりの品【総額1万円相当】
優良賞(7点)堺ゆかりの品【総額5千円相当】
・応募方法
堺市電子申請システムにて必要事項を入力の上、ご応募ください。
・詳しくは堺市ホームページをご覧ください。
・お問合せ
堺・アセアン交流促進委員会事務局
(堺市文化観光局文化国際部国際課内)
TEL
072―222―7343
鈴の宮 蜂田神社で夏の恒例行事「風鈴まつり」が開催される。
風情ある境内に、地元住民や小学生、保育園の子どもたちにより吊るされた色とりどりの風鈴、1300個以上が涼しい音色を奏でている。
今年は第10回を記念して、地元自治連合会・まちづくり協議会が中心となり、更生保護女性会による「ゆかたショー」、大阪商業大学堺高等学校女子ダンス部による「ダンスショー」、同校軽音楽部による演奏、カラオケ大会、雪花絞り染め体験など盛り沢山な催しが行われる。
同まつりには毎年、奈良、兵庫、和歌山、京都、滋賀など近畿一円から多くの見学者が訪れ音色を楽しみながら、幻想的なひと時を楽しんでいる。
八田荘校区では、地域の歴史や文化に触れ、地域住民の相互の交流を進めることで親睦を深め、活気あるまちづくりをめざす事を目的に様々な取り組みを実施しており、この風鈴まつりもその一つ。
別名「鈴の宮」と呼ばれる蜂田神社。毎年の節分祭に占土鈴12個を作り神前に供え、鈴音の良し悪しでその年の吉凶を占ったという古事に由来する。
「風鈴まつり」
7月1日㈪~8月31日㈯
第10回イベント 7月21日㈰ 10時~12時、同神社前駐車場で
鈴の宮 蜂田神社
堺市中区八田寺町524
(深井駅より南海バス鈴の宮団地東口停から徒歩5分)
TEL・FAX
072―271―1355
五月二十七日の夜、北朝鮮は四回目となる軍事偵察衛星を打ち上げました。しかしその直後に第1段ロケットが爆発し、失敗に終わりました。「エンジンの異常で自爆システムが作動した」と金総書記は述べ、北朝鮮国家航空宇宙技術総局は新たに開発したエンジンに問題があったと説明した旨が報じられました。
このエンジンに関しては、多くのロシア人技術者が訪朝し、燃焼実験を数度繰り返したとの報道もあり、ロシアの技術支援で新型エンジンの導入が進められた可能性があります。
金総書記による二〇二三年九月のロシア訪問をきっかけとした朝露の蜜月ぶりは、今年に入っても際立っています。特に、六月十八日に行われたプーチン大統領の二十四年ぶりの訪朝は、そのピークといえましょう。前回の訪朝は二〇〇〇年七月に行われ、父親の金正日総書記が直接空港で出迎え、二時間にわたって会談しました。
今回のプーチン訪朝には、「二国間協力の拡大強化」「金総書記の業績づくり」「日米韓に対するけん制」といった意味があるといわれています。
一方、北朝鮮の韓国に対する態度は、硬化の一途をたどっています。五月三十日、米韓合同軍を叩くため「超大型ロケット砲」と呼ぶ短距離弾道ミサイルを日本海に向けて一斉に発射。一列に並んだ発射機から十六発のミサイルを同時に発射する写真が公開されました。また、五月末から六月上旬にかけては、ごみをぶら下げた大量の風船を韓国側に繰り返し飛ばし、およそ一八〇〇個の飛来を韓国軍は確認しました。更に北朝鮮から黄海に向けてGPSを妨害する電波も再三発信されているようです。
これに対する対抗策として、韓国政府は北朝鮮向けの宣伝放送を六年ぶりに再開し、北朝鮮の核・ミサイル開発を非難するニュースや人気音楽グループBTSの曲などを流しています。
北朝鮮は党創立80年となる来年に向けて「国防5か年計画」の達成と国内経済の立て直しを目指しています。日米韓3か国にとっては結束を強化する必要があり、今回防衛大臣が、五年前に起きた「海自機に対する火器管制レーダー照射事件」を政治的に決着させたのもそのためです。今後はロシアとは一線を画す中国を、日米韓側に引き寄せるといった戦略的な思考も必要だと思います。